サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2006/05/21(日) また長くなっちゃった
唐突ですが、この日記でファーストガンダム、全43話を1日に1話づつ、あらためて鑑賞してレビューしてみようと思います。
ネット上にもありそうでない全話レビューですし、リアル世代ですから色々と今感じる事もあります。
マックスともスネークとも関係ありませんが、何とぞご容赦を。
なにせフトやってみたくなったのです。
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TV版「機動戦士ガンダム」レビュー

第1話「ガンダム大地に立つ」
脚本:星山博之 演出:貞光紳也 作画監督:安彦良和
初回視聴率:3.0%

72年のマジンガーZに端を発した合金玩具ビジネスは、70年代中盤に大きなピークを迎えます。
この時代に放映されていた巨大ロボットアニメの年間放映本数は以下のとおり。

75年=4本
76年=7本
77年=6本
78年=3本

ピーク時には、まあ、よくも年間7本も放映していたな、と。
そんな狂い咲きな時代も78年には常識的な3本という放映本数に落ち着き、79年春にガンダムの放映がはじまりした。

同年のロボアニメは「未来ロボ ダルタニアス」「闘士ゴーディアン」という共にポピー(バンダイ)スポンサーの2本のみ。
この時代のポピー製超合金は年々ギミックを複雑化させて高セールスを叩き出しており、やがて、その出来は海外でも高く評価される事になります。

ガンダムはマイナー玩具メーカーのクローバーが提供で、玩具としての出来もポピー製品と比べると実に前時代的でした。要するに三流玩具メーカー(失礼)がブームの去った巨大ロボものにしぶとくしがみつき、最後の搾りカスをすすろうとしていた、みたいな感じかも知れません。

世はまさに松本零士原作のSFアニメ全盛。名古屋テレビ提供のマイナーロボ枠に期待するのは一部のボンクラだけでした。機動戦士ガンダムの第1話はそんな時代のとある夕方にひっそり放映開始されたのです。

で、中身なのですが、ザク3機のサイド7潜入から、世界観の描写、メインキャラの紹介、そしてメカ戦まで、20数分で描き切るこの第1話は、30分ものアニメのお手本と言えるでしょう。
同じく富野監督が手掛けたアニメ、イデオン、ザブングル、ダンバインあたりまでは、同様に第1話の密度は凄いものがあります。

細部的にはオンタイムで鑑賞していた時、立ち上がったガンダムがジーンの操るザクをちょいと押し倒した(?)だけで「これが連邦のモビルスーツの威力なのか?!」とデニムに言わせるあたりが、当時としては画期的でした。

調子に乗ったアムロが「逃がすか〜!」と遁走するジーンのザクをサーベルでぶった切るのはチトやり過ぎですね、今見ると。
アドレナリンが沸きまくってたんでしょうか。

とはいえ、やなり何度見てもいい第1話。
メインライターの星山氏、作監の安彦氏、共々、富野監督の画期的なチャレンジを見事にサポートしています。
が、意外と崩れた絵も多く、スタジオZしっかりしろよ、と。

まあ、こんな感じで最終回までがんばりたいと思います。
次回からは文字数も少なめに!

2006/05/19(金) ショルダーホルスター出荷OK!
BBSの方でファーストガンダムの話題が出たので、リアルタイム世代からちょっと意見を。

よく若い人からファーストガンダムの絵はヒドイ、という話を聞きます。
確かに時々、ザクがぐにゃぐにゃになったり、ミライさんがブタ鼻になったり、色塗りミスがあったりと、まあ色々ツライのは確かです。
でもまあ、待ってくれよ!と。

製作した日本サンライズ(現サンライズ)は虫プロ倒産後のスタッフが集まって生まれた下請けプロプロダクション。下請けをやる一方、77年に「無敵超人ザンボット3」から自社製作作品を作りはじめました。

ところが優秀なスタッフはすべて東映作品などの外注仕事に出払い、肝心の自社作品の作画環境はヨレヨレでした。「ザンボット」は作画監督なしという悲惨さ。次作「無敵鋼人ダイターン3」もかなりアベレージ低い作画をブチかましました。
その2作で唯一救いだったのがカリスマアニメーター、金田伊功が作画担当した数話のエピソードなのですが、その話は80年代アニメ界を揺るがす大きな流れに発展するので割愛。

その後、やはりあまり良い環境とはいえない中、79年にガンダムが制作されました。
前年、当時としてはビッブプロジェクトだったオリジナル劇場大作アニメ「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」に絵コンテで参加したアニメーター安彦良和。もとよりその実力は天才的と業界内で折り紙付きだったようですが、なぜだかガンダムのようなマイナーアニメに、しかも初の総作画監督(アニメーションディレクターなる肩書き)として参加します。
総監督の富野氏とは、冷飯食らいの立場という部分で共鳴したようで、このメインスタッフ2人の意地が良い結果を生んだと言えるでしょう。

過去2作、ひどい作画だったところで天才絵師の安彦氏が孤軍奮闘した結果がファーストガンダムの作画です。
作画監督とはいえ、すべてのカットの面倒をみることは当然できません。
エピソードによってはもうやはりメロメロのガッタガタ。
「ククルス・ドアンの島」なんて、お話の酷さもあって永久欠番にしたいくらいで。

例えば今のガンダム(SEEDとか)は全話通して実に安定した作画です。
ゲームのデモCGもスピーディーに迫力あるカットを描き出したりします。
でもまあ、崩れないけど没個性的だったり、機械的でつまらん絵です。

安彦原画の素晴らしさは、漫画的なところです。
第1話なんかはかなりの比率で安彦氏の手が入ってると思われます。
例えば、アクションの幕切れであるガンダムがビームサーベルでザクのコックピットを貫いているカット。ああいう漫画的なデフォルメをかけた描線でモビルスーツをカッコ良く描くことのできる絵師なんぞ、以後一人も登場していないと断言できるでしょう。

水島新司の野球漫画で描かれる投球フォームやバッティングフォームがデフォルメかかりながら、実に説得力のある迫力画になっているのと同じです。
デッサン力があるだけの絵師が束になってもかなわない、リアルの先にある躍動感と質感と申しましょうか。

また安彦氏はキャラデザインも兼任していますが、美男美女以外にブ男、年寄り、子供、中年、と見事に描き分けます。
以後のガンダムでもなんでもいいですが、そんな風に多彩なキャラを描ける絵師もなかなかいません。あの劇画と漫画の中間のような絶妙なキャラ絵は、これみよがしなオタクっぽさがなく、それが故にファーストが世代を超えて幅広い客層に受け入れられているのだと思えます。

初の作画監督という看板の元、大車輪で活躍した安彦氏もさすがにガンダムはオーバーワークになり、ジャブローから宇宙へ旅立ったあたりで過労でダウンし、最終回まで復帰できませんでした。
その意趣返しが劇場版で、自分が関われなかった「めぐりあい宇宙」パートの部分は、新作カット描きまくりでした。

あそこで安彦氏のガンダムは事実上完結。
ニュータイプに対する見解で監督の富野氏と意見の相違を感じて、以後は一部を除いてガンダムとの関わりを切ってしまいます(そしてアニメーター自体もやめてしまいます)。
そんな安彦氏が今になってファーストガンダムのコミック化作品「THE ORIGIN」を延々描き続けている事が、正直奇異でならない昨今です。まあ読んでないのですが・・・。

で、結論。
ファーストガンダムは、低調な全体の作画の中でキラリと光る安彦作画を堪能するアニメでもあるので、若いアニオタの人たちも、馬鹿にせず目を凝らして、実のところハイレベルな部分をちゃんと見て欲しいぞ、と。
しっかりした描線の絵は、影が彩色されてなくても質感があって凄いぞ、と。
まあ、そういう事なのです。

いや長文失礼しました。

2006/05/12(金) ショルダーホルスターの話ばかりですいません
やはり今日は間に合いませんでした・・・・・
正式発売は明日の夜という事になります。

で、黒のバージョンについて前出画像です。

手前が黒/シルバーです。

右奥が黒/黒 になります。ちょっと写真だと違いが判りづらいですね。
こちらは背面金具も同様に、黒系のリングやカシメを使っています。

今回はMacLeodロゴ焼印を、目立たな〜いところに入れてありまして、その控えめなところがとても自称クールです。
是非その目でお確かめください!

2006/05/11(木) プリズン・ブレイク
最近、TVでCMをやっているアチラのTVシリーズ「プリズン・ブレイク」を1話だけ見ました。
無理のある話ながら、なかなかよく考えていて、楽しそうなドラマです。続きが気になる!

で、いよいよ明日の夜中あたりには携帯ショルダーホルスターの現物写真UPと、オーダー受付開始ができそうです。
長い道のりでした。
並行して新しいTシャツのデザインも進んでいますので、乞うご期待ください。

2006/05/07(日) サファリパーク
昨日、栃木県の那須サファリパークへと行ってきました。

10年近く前。
初めて那須サファリパークへ行き、どうせ富士サファリのように舗装道をのろのろ走るだけだろうと決めつけ、真っ赤な三菱スタリオンGSR-VR(5速MT)でそのまま動物ゾーンへと突入しました。

するとライオンに超接近されたり、ロバやらラマやらにミラーをガブガブかまれたり、キリンに窓をべろんべろんに舐められたりと…。
正直、お車への傷が心配でしょうがなかったのですが、ともかく至近距離で動物たちとウンザリする程触れ合えて楽しい想い出になりました。

那須はサファリという名こそついていますが、基本はイジきたない草食動物たちの群れに取り囲まれ、餌を与えるという内容で、管理も結構アバウトっぽく、場末感が漂います。しかし大きな動物園よりは、小動物しかいない井の頭動物公園が好きな私にとっては、富士サファリパークよりも遥かに楽しめたのでした。

で、今回は傷つこうが何されようがOKな車だったため、余裕の気分。男5人でぎゅうぎゅ詰めのまま園内へ突入。

さすがに10年近く経っているので、あのユルい感じはなくなってるかなぁ…と心配しましたが、なんと基本そのままで園内拡張までしてやがる。恐れ入りました。
動物たちの貪欲さも昔のまま。相変わらず車=餌と認識しているようで、包囲網を敷いてきます。で、やっぱり窓は奴らの唾液でドロドロになりましたとさ。

いやぁ、二度目も楽しめた那須サファリパーク。
値段は入園料、餌代、車の洗車(手動…)で一人あたり4000円近くかかる計算になりますが、草食動物好きにはタマランでしょう。
是非、ご体験ください。現地にはレンタカーもあるようです。

携帯ショルダーホルスターの発売が遅れているのに、何やってんだ?と言わないで!

2006/05/02(火) 遅れてます
本当なら4月末には発売のはずだった携帯ショルダーホルスターが、例のごとくリリースがずれこんでおりまして、大変ご迷惑をおかけしております。

もう少しかかりそうな感じですので、しばしお待ちください。
申し訳ありません。

いつもリリースが予定日から遅れます。
こういう悪しきパターンをよしとしてはいけません。
次回アイテムは絶対に、予定を守りたいと心に誓いました。

といいつつ、インターセプターの新シャツも遅れております。
うーん、体は一つなれど、がんばります。


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