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2006/06/02(金)
今日も暑かった…
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日当たりのよい部屋へ引っ越したのはいいものの、屋上からの熱、窓からの日差しで暑い暑い。
すでにかき氷が日課。 明日からは、水道水じゃなくて、買ってきたペットボトルの水でのかき氷。今から楽しみです。 練乳も毒々しいシロップ(しかも青)も買って、準備万端です。
----------------------------- TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第13話「再会、母よ…」 脚本:星山博之 演出:藤原良二 作画監督:安彦良和 初回視聴率:4.9%
アムロが故郷の町で母に再会する、ほぼドラマ中心のエピソード。
宇宙移民を拒み事実上息子を捨てた母親と、成長過程にある息子が戦時下で感動の再会を果たすものの、その価値観のギャップは激しく、結局息子は母を捨てて戦場へ戻ってしまう…というシビアな話です。
当時、「ガンダムはSFじゃない」と反ガンダムなアジテーションを行っていたSF作家の高千穂遥も、このエピソードは認める発言を行っておりました。
芝居、演出、作画、音楽が見事に高レベルで融合しており、加えてコアファイターとガンダムの空中換装もイベントとして挿入。玩具の販促番組としての使命も放棄していないこのエピソードには、色々な意味で感動を覚えます。
やはり私個人のベストエピソードはこれになるのかもしれません。
ただ、主役級キャラが故郷で親の無理解に遭遇するというサイドストーリーは、覚えている限りで後の富野アニメ「イデオン」「ダンバイン」でも再利用され、それが類型的展開(親が金持ちのエゴイスト!)の範疇から抜け出ていなかったのを思い出すに、やはり脚本の星山氏の筆力や、安彦作画によるキャラ芝居あってのクオリティなのかなと、思わざるを得ません。
総監督の富野氏にとって、ガンダムという共同作業は、実に幸せなものだったのでしょう。それを象徴するエピソードではないかと思います。
<その他> ●セイラ、ミライの水着シーン登場。
●初めての空中換装シーン。下半身が合体する時にガンダムが垂直になるのは何回見てもおかしいですね。オープニングの使い回しじゃなくて、ちゃんと描き起こせばいいのに、と今まで何百回心の中でつぶやいたことか。
●そういえば、前回からアイキャッチを変更。ガンダムがビームサーベルを振り降ろすやつに変わっています。やっと合体シーンを挿入したり、どう考えても局、代理店、スポンサー側からの要望によるテコ入れじゃないのかと。
<今回の作画> キャラ崩れも、メカ崩れもなく、今までで一番のクオリティ。 79年当時のアニメの中で、トップレベルにあると言えるでしょう。
<今回の波平> ●ジオン偵察機の無線家から聞こえてくる声 ●難民キャンプのおじいさん
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