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2006/06/03(土)
おかげさまで
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初回ロットの「QD-1」がいよいよ売り切れ間近になりました。 追加生産あがりは今月中旬以降になりますので、検討されている方いらっしゃったら、是非お早めにどうぞ!
----------------------------- TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第14話「時間よ、止れ」 脚本:富野善幸 演出:貞光紳也 作画監督:山崎和男 初回視聴率:4.9%
田舎のジオン偵察部隊の若者たちがガンダムを倒して手柄を得ようとする、小さく地味なお話。
総監督の富野氏自らが脚本を手掛けた唯一のエピソードで、下っ端のジオン兵たちにスポットを当てています。
ガンダムは敵の組織=悪という図式を排除しており、これまでもジオン側キャラクターに感情移入可能なキャラを配置してきましたが、このエピソードはそれを更に推し進め、ジオン側の人間臭さを徹底的に描き、善悪の存在しない“戦時中”という世界観を補強しています。
ひとりで爆弾をガンダムから除去する際に描かれる、アムロの必要以上な勇敢さや、サスペンス的なご都合主義な箇所は気になりますが、ガンダムとアムロが同じ姿勢で原っぱに腰掛けている、なんとものどかなラストカットが印象的で、個人的には好きなエピソードです。
<その他> ●マチルダ再登場。
●ブライト少尉に昇進。
●マチルダに嫉妬するフラウの描写など、小技も効いています。
●ガンダムの前番組「ダイターン3」のキャラがどさくさまぎれに登場。ラストの時限爆弾がキノコ雲(!)を上げるシーンの爆炎カットも「ダイターン」からの流用です。
<作画> 山崎作画回。メカ以外はよろしいのではないでしょうか。 マチルダさんの絵だけは徹底的に崩れません。
<今日の波平> ●ジオン、偵察機ルッグンのパイロット
※今回、ジオン兵としてマクベ役の塩沢兼人氏がガンダム初登板。
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