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2006/06/07(水)
新製品情報
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TBMはこの度、帽子用プレス機を導入しました。 早々に新デザインシャツと共に、アイテムを発売したいと考えております。
乞うご期待ください!
-------------------------------- 第18話「灼熱のアッザムリーダー」 脚本:松崎健一 演出:貞光紳也 作画監督:中村一夫 初回視聴率:4.2%
前回に続いて松崎脚本回。 家出したアムロが単身マ・クベの鉱山基地を破壊するも、あんまり意味なかったね、というちょっと残念なお話。
ランバ・ラルが出ないかわりに、マ・クベとキリシアがガンダムと対決。 アッザムの狭いコックピットに並んで座っているマ・クベとキリシアは、なんだかボヤッキーとドロンジョ様みたいな感じで愉快。
この辺りはもうちょっとリアリティを意識した描写、展開にしてもよかったのかと。
アッザムの熱攻撃でガンダムピーンチ!という感じに追い込まれるものの、なしくずし的にそこから脱出。結局アッザムはビームジャベリンで傷を負い、そのまま決着つけぬまま敗走し、以後も登場しないという気持ちの悪い幕切れ。
もう一回くらい出してもよかったのになぁ、と思います。 とはいえ、テキサスコロニーにアッザムが出てきたら笑いますが。
アムロの家出を契機にクローズアップされるフラウ・ボゥ。 第1話を見た時はヒロイン格だと誰もが思ったでしょうが、アムロの心は彼女の方へは向いておらず、フラウの健気さは空回りし、何やら切ない感じに。
で、この回はセイラさんがイジワルな感じに描かれており、フラウを不安にさせる役回り。一体全体、この番組の真のヒロインは誰なのか?と、本放送当時疑問に思った記憶があります。
そういう型にはまらないところも当時は新しかった訳ですが、富野アニメは続く数作でも、ヒーローとヒロインのごくノーマルな色恋沙汰は描きませんでしたとさ。 この辺り、本当に屈折したお方だなぁ〜と。
<その他> ●アッザムリーダーによる攻撃の最中、ダメージ状況をアムロに報告するガンダムのコンピューター。いかにもコンピューターって声でしゃべるのはいかがなものかと。
●サブタイトル前に、前回同様、ガンダムの空中換装シーンを挿入。 そして「このような訓練はもう必要ないのかもしれない」みたいなナレーション。 この強引なところが素敵です。
<今日の作画> ●2回目の中村プロ作画。今回はやや荒れ気味。メカはクドい影線入りまくりで、アナクロな感じです。
●アムロが私服という事で、第1話から使い回しカットを多数拝借しています。 アナクロな中村作画の間に時折挿入される安彦絵。このギャップが凄いです。
<今日の波平> なし!
※今回はキシリアの出番多し。声をあてている小山まみは、当時「大空魔竜ガイキング」など、ヒロイン役をやるようなタイプでしたが、いきなりコワモテのおばさん役に。声優の持つ既存のイメージを破壊するのは富野アニメの特徴で、続く「イデオン」では「宇宙戦艦ヤマト」の森雪はじめ、当時、ヒロイン路線だった麻上洋子に、極悪姉ハルル役をやらせたり、本当にパターン破りばかりやっておりました。
で、意外な事に、小山まみはこのキシリア役の直後から本格ブレイクし、80年代アニメにおいて、マチルダさん=戸田恵子と共に、ヒロイン声優としてがんがん仕事をすることになります。
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