|
2007/04/01(日)
気がつけば半月放置でした
|
|
|
「いけにえ」&「沼」発売に関して、各ページについても修正いれましたが、一応こちらでも。
今年末までと期限を区切っていましたが、数量区切りでおねがいします、とDEXさんの方からお話があったので、変更しました。 ここはちょっと打ち合わせ不足でした。すいません。
とはいえ、まだ2アイテム、各100枚生産(色バリエーション含む)しておりませんので、もうしばらくは大丈夫っぽいです。
で、話は大幅に変わりまして、今週頭、一日に複数の人から「ウルトラマンメビウスは見た方がいいっすよ」と言われました。
メビウスが昭和ウルトラ世代直撃のネタ満載である事は知っていたのですが、最終回が三部作構成で、そこがエラく盛り上がっているとの事。
じゃあしょうがないなぁ〜、真の最終回が土曜日(昨日)だったので、それまでに前の2話を見てみるか、と。 そういう時に頼れるのがYOUTUBEですね。
見るのは脱法行為なのかしらん? まあ、いいや。
で、見てみたところ、やたら強い宇宙人が地球を制圧しちゃって、主役のメビウスはヘトヘト、頼もしい助っ人も次々倒れ…という実に緊迫した展開。確かにこれは盛り上がってますなぁ〜と。
そして迎えた最終回をリアルタイムで観賞した訳ですが、昭和ウルトラマン総動員、でもキングとかいないなぁ〜。 でも当時のウルトラ俳優付き。なんとも感慨深い内容でした。
そんな中、唯一気になったのが、ラストのバトル。
復活した主役メビウスがラスボス宇宙人に気合いのビーム発射。 それがどうにも型にはまり過ぎているというか…。
まあ、この番組に限らないんですが、簡単に説明すると
「ううう、なんだこの光は!」
「仲間が俺に力を与えてくれるのだぁ!」
「己、人間ごときがちょこざいな」
「うりゃあああああ!」
どかーん!勝利、みたいな。
ちなみに、戦隊の最終回は毎年ほぼこの感じですね。
こういうビームやら念力の力くらべを通し、勇気とか、友情とか、愛とかから湧いてくる不思議パワーで悪を打ち負かすパターンは、海外のヒーローものでは、あまりお目にかかれません。
やはり日本人ならではのメンタリティなんでしょうね。 アメコミ映画とかだと、ラスボスを倒す手段は、伏線の張られた弱点を攻撃したり、敵の裏をかいたり、機転を利かせて意外な武器を使ったりと、あくまでテクニックの次元。
アニメ、特撮、コミックにおける日本のヒーローは精神論・根性論で巨大な悪を倒しがちに思えます。
それはそれで、もはや様式美と化していますので、文句を言うつもりはないのですが、見方を変えれば、やたら強い敵を出してしまったけど、倒す方法が思いつかないので、不思議パワーor根性パワーの発動に逃げた…と邪推する事も可能な訳です。
私が幼い頃に見たヒーローものの中で、間違いなくNo.1のインパクトがあったのは、アニメ版「タイガーマスク」の最終回。
苦戦に苦戦を続け、遂にはマスクまで剥がれたタイガーマスク=伊達直人が、虎の穴で教わった反則技の粋を凝らして、悪の首領タイガー・ザ・グレートをリング上で抹殺する哀歓漂うシーン。
その残酷な公開処刑シーンは、マット界の平和を願うが故の涙ぐましい自己犠牲と申しましょうか、ともかく他に類を見ない衝撃的な光景でした(おいおい只の殺人じゃん!という突っ込みはなしね)。
ああいう感動ともなんとも言えない盛り上がりを持った結末をもう一度味わってみたいと、ウルトラマンを見ながら思うのは、発想を飛躍させすぎでしょうか?
ともあれ、根性論でラスボスを倒す番組は戦隊に任せて、他の作品はもう少しでいいから、テクニック論も交えてやってもらいたいなぁ〜と思う次第です。
って、すげー長い文章になっちゃいまいた。お粗末。
|
|
|