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2007/07/15(日)
そして
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ようやく新作をUPできました。 是非どうぞ!
なんだか夏っぽくない日々が続いておりますが、これからなんでしょうね。でもやっぱり暑いのは苦手です。
で、ワンフェス迄にもう少しアイテムを追加したいと思っています。
そして今進行中のものはレザーバッグと、カーゴパンツです。 秋にはリリースしたいところですが、果たして…。
で、先日「ダイハード4.0」を観て参りました。 退屈はしない作りだったんですが、ひっかかる部分も幾つか。
ネタバレっぽいので、未見の方は御注意を。
クライマックス手前、マクレーンがいきがかり上の展開で、 大型トレーラーのハンドルを握り、敵の車を追跡する事に。
これがまともな映画だったら、主人公が大型トレーラーの運転に四苦八苦し、色々と世間様に迷惑をかけながら追跡するみたいな事になると思うのですが、さすがに最近の映画は違いまして、マクレーンが普通に巨大トレーラーを運転し、街中でそれをVTOL戦闘機が襲撃し、高速道路とか破壊しまくる訳です。
私含め、観ている側はそんな無茶苦茶な展開を許容している空気がありまして、馴れというのは恐ろしいもんだと思いました。最近のアクション映画はこんなんばっかです。
まず、トレーラーと刑事という組み合わせに必然がないし、そのチェイスシーン自体も必要だったかというと、前後の展開を調整すればやらなくても良かったシーンではないかと。 じゃあ笑えるシーンか?というとさにあらず。
とにかくサービス過剰なんですわね。 これくらいやらないと、観客は納得してくれないんじゃないか? みたいな作り手の根本的な部分での自信のなさを感じました。
ドラマやサスペンスがしっかり作られてりゃ、あんなアホみたいなシーンなんていらない訳で、それがないからって、観客が金返せと 言う訳でもないんだし。
つーか、そういうアホっぽさとCGを極力廃した「007カジノロワイヤル」がシリーズ最大のヒットを飛ばす御時世な訳で、もうちょっと空気読んで漫画的な破壊シーンは自粛する方向でアクション映画作りを考えてもらいたいと切に願います。
という訳で、ジャンルは違えど、何がしかのモノを作って人に提供する立場として、「自信を持ったモノづくり」について考えさせられる映画でございましたよダイハード。
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