サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
http://www.macleod.jp/tbm.htm
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2007年9月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新の絵日記ダイジェスト
2009/11/28 店主日記の引っ越し
2009/11/25 ドッグ・ソルジャーの日記?
2009/11/24 タクシードライバーの日記その16
2009/11/22 タクシードライバーの日記その15
2009/11/20 タクシードライバーの日記その14

直接移動: 200911 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 月 

2007/09/28(金) そろそろ
スネーク・プリスケン・パンツとポストマンバッグ、共に次の試作品待ちです。

なかなかトントンと進まないので、せっかちな私は辛いのですが、ここは良いものをつくるために我慢我慢。
両アイテムとも、初めて挑戦する分野なので、まあやむなし。

迷彩パンツは名称「MODEL-1997」に決定。
S,M、Lサイズで、ウエスト両脇にアジャスタベルトを付けて、若干の調整が利くようにしました。
丈直しオーダーも受けられそうです。

今回のパンツ、カーゴとしてもユニークな作りになりました。
股がみはハイウエストでもローライズでもなくごく普通。
で、ベルトループ(ベルト通すやつですね)は少し下めになり、腰骨のあたりにきます。普通のパンツでこんなことをやると、前ポケットに干渉しちゃうのですが、今回のパンツは映画どおりに前ポケなしなので、こういう思い切った事ができました。

これにより映画でスネークが腰にさげているホルスター類のベルトの位置に近い雰囲気で、ベルトをつける事が可能です。
色々と問題噴出だった肝心の染めに関しては、最終的に手染めに落ち着きそうです。うーん、そこに着地するとは予想しなかったっす。

来週に各サイズの型紙が完成し、それに併せた最終的な染めのパターンを作り、試作品3号を作り、そこでOKになればいよいよ生産開始です。すげー楽しみ。

あとポストマンバッグ。こちらは試作品2号を製作中。
このバッグは去年くらいから作りたいなぁ〜と思っていたのですが、今年の春先頃からビンテージ品の雑誌露出が増えてきたせいもあって、色々なブランドさんが復刻なり、独自解釈でアレンジしたりと発売が増えてきています。

うちも負けちゃおれません。
オリジナルのゴツい感じをどう表現するか、形状を変えずにどう使い勝手を良くするか?
おそらく試作3号までやってみて、ようやく生産GOになると思いますが、こちらは小回りに効く生産体制ですので、一個できあがれば、即発売開始みたいなノリになると思います。

黒と茶を二種類発売予定。価格はバッグに使用するリベットが思った以上に高くついたので、当初見込みよりも若干高くなりそうで、5〜6万円といったところ。
この正式バージョンとは別に、廉価バージョンも用意できないか?と今奔走中です。

ともあれ、見合った内容にしたいと思いますので、乞う御期待ください。

2007/09/20(木) リベット
現在、プリスケン迷彩パンツとポストマンバッグ同時進行で、慌ただしい毎日。
双方、未だに解決できない問題を抱えつつも、粛々とリリース目指してがんばっております。

画像はバッグに使う予定の銅製のリベット。
ヴィンテージのポストマンバッグにはこの手のものがガッシリついておりますので、80%縮小のなんちゃってレプリカながら、そこは忠実におさえたいと思い、現在、泣きながら手配中です。
なにせコストが馬鹿高い…。
いやマジで十円玉を溶かして作りたい気分です。

これはクギみたいな台座にワッシャーを差し込み、頭をハンマーでつぶしてカシメるという昔ながらリベットです。
今の御時世、そんな面倒なことしなくても、いくらでも同様の強度を得られるカシメ材はありますが、この銅リベットがバッグの各所に配置されることで、いい味わいを産む予定です。

話は変わりまして、「デスプルーフ」を見て参りました。
ラバーダックTシャツが最近、妙に好調なのはこいつのおかげですね。
感謝感謝。

しかし前半というか、大半がネムネムなタラ特有の無駄話ダイアローグ攻撃。ダマって聞いてりゃ、おいおい、今の長話、全然意味ねーじゃん!いつもよりも強烈じゃん!

でも結局カースタントとエンドマークで、「なんだよそういう映画かよ、じゃあいいよもうっ…」とこの映画を許す気持ちになり、そして追い討ちのオチカットでプッと噴いてしまいました。

くそ〜、なんか負けた感がするなぁ〜。

で、色々と不満はありますが、少なくとも久々に「映画を見た」という体験ではありました。

今の世の中、普通に作っちゃうと、たとえ少々出来が良くてもサラっと流れて行っちゃうのが映画の宿命。
それに対して、このダメな映画「デスプルーフ」はおそらく何年も記憶から離れないでしょう。

いい加減、過去へのオマージュはいいから、“今”の映画を作って、自分が昔映画からもらった感動を今の若い人たちに与えてやれよ!とタラに対しては思い続けてきました。
でも、あいかわらずこの調子。「バニシングポイント」連呼すんな!みたいな(私にとっても魂の一本ですけどね)。

でも、もしかすると、タラは瞬間的に消費される映画を作る道を避け、あえて、徹底的にひょっとこな内容にして、観客の記憶に刻まれる映画を志向したのかもしれません。
趣味だけで作っているとしか思えなかった「キルビル」1よりは、かなりクールな姿勢で臨んでいたんじゃないかな、と。

今、見終わって数時間が経った訳ですが、ギャルたちの無駄話、エロダンス、お腹のたるみ、ダッジチャレンジャー、ラバーダックのケツ、これ見よがしのカースタント、バカなオチと、鮮明に色々なシーン・カットが脳裏に浮かび上がってきます。

カルト映画ってのは、トータルの完成度よりも、パーツの輝きありき。私にとって大切な映画「マッドマックス」「ゾンビ」「ニューヨーク1997」等もまさにそれに当てはまります。
そういうさじ加減をもタラは承知で、ワザと無茶苦茶な映画に仕上げたのかも知れませんね(過大評価w)。

少なくとも日本では公開時、徹底的に消費され尽くされた感があった「キルビル」よりも、「デスプルーフ」は息の長い人気を獲得しそうな予感がしております。

2007/09/14(金) セカンドサンプル
ようやくカーゴパンツ、セカンドサンプルが上がって参りました。

今回のものはありものの迷彩生地を使い、正規のパターン通りに工場で縫製したものです。

今、私はかつてないくらいメタボ状態なのですが、それにしてもこのMサイズのサンプル、履いてみるとウエスト周りがジャストサイズだったので、それは逆にマズい。
若干ウエストサイズを落とすか、調整ベルトをサイドに付けて、少しウエストを絞れるようにするかせねばなりませぬ。

シルエット的には映画のピチパン状態とはいきませんが、良い感じのスリムカーゴになったと思いますので、大幅な変更は不要。ポケットの使い勝手も問題なしなので、来週から最終版型紙の製作をパタンナーさんに依頼します。

なかなか進まなかった企画が、様々な方々の協力によりここに来て、一気に進展。やはり人との出会いというのは大切ですね。

秋発売というのは難しいですが、年内発売はいけそうです。なんとか11月リリースを目指します。

近々、告知ページを設けます。
S、M、Lサイズのパターンが出来上がったら、サイズ発表&予約受付開始になります。
Lサイズの方は特に生産少なめで考えておりますので、早めに御予約いただけるようにしたいと思います。

2007/09/05(水) 海外通販の罠 part2
昨日の「ストリートホーク」海賊版DVD-BOX(といってもディスク3枚組)、ディスク2を見たら中身が別じゃん!

再生してみたら、訳のわからないアメリカのTVドラマが収録されてました。

画質が最悪でも一通りアクション場面だけでも見られればと思っていたのですが、これはもうね…ガッデム…。

パッケージからディスクの印刷まで妙に商品っぽいアジア製海賊版に対して、このトンチキなアメリカの海賊版。

やけに体裁が整った違法コピーDVDと、ルーズな作りの未発売タイトルのTV録画DVD、果たしてどっちがタチが悪いかなぁ〜としばし考え込んでしまいました。

まあ甲乙つけがたい感じですわね。

しかしこれじゃ蛇の生殺し。部分的に見られたエピソードはバイクの活躍シーンがやけにカッコよかっただけに、余計に辛い。
ああ、本当にリリースしてちょうだいユニバーサル!

2007/09/04(火) 海外通販の罠
以前から気になっていた幻のスーパーバイクアクションドラマ「ストリートホーク」TVシリーズのDVD-BOXを海外通販で購入してみました。

お金を支払ってから2ヶ月待たされた揚げ句、ようやく到着したと思ったらケースがバキバキに割れ、ジャケットの紙にまで強烈な亀裂が…。

どんな扱いしたらこうなるんだよっ!と怒ってみるも、結局面倒なので泣き寝入り。

このTVシリーズは全13話という短命に終わった85年放映の「ナイトライダー」便乗番組。ハイテク装備されたスーパーバイクに乗った主人公が悪党を退治するというアメリカ版「仮面ライダー」的内容。

日本ではパイロット版ビデオが「エアウルフ」と同時に発売されたのを覚えています。
てっきりパイロットのみで終了したのかと思いきや、一応シリーズ化され放映されていた事を知ったのが、つい最近。

おまけにYOUTUBEにアクション場面がUPされていました。
意外と海外にもファンがいるようです。
おおっ、なかなかパイロット版以上に楽しそうな感じ!

http://jp.youtube.com/watch?v=MJgBtcj7eGU

これは是非全話を見たいぞと、好事家魂に火がついてしまいまして、購入に至った訳です。

ファンサイトからのリンクでコンプリートBOXの紹介ページ発見。しかも安い。でもユニバーサルのドラマのはずなのに、こんな訳のわからないレーベルからリリースってどういう事?
権利が特殊な番組だったのかしらん?まあいいや、送料込みで全13話8000円くらいだったので、海外出荷OKの取り扱いショップを見つけて、そこから購入手続きをしてみました。

その直後、日本国内のサイトをググって判明したのですが、このDVD-BOXはTV録画をDVD-Rに焼いただけの海賊版。
どうりで安い訳です。

で、パッケージがバキバキに破壊されたDVD-BOXから、いかにもDVD-Rというディスクを取り出してディスク1を再生。

おお、なんという最悪画質!
80年代のビデオ録画をマスターにしているとはいえ、ここまでキツイとは…。夜のシーンなんてほとんど何やってるか判別不能。

そりゃまあ、1枚のディスクに4話〜5話を詰め込んでいるので、エンコードのせいもあるのでしょう。
それにしても参りました。

バイクアクションものとしては捨て置けない部分があるので、接客用DVDとして活躍するだろうと思っていたのに、これじゃ…。

いつかユニバーサルが正規版をリリースしてくれる事をひたすら祈るばかりです。

2007/09/01(土) マクラウドDG新製品情報
今、ポストマンバッグを制作しております。
予算の問題もあるのですが、今冬リリース目処。

何故にポストマンバッグかと言われますと、ケビン・コスナーの「ポストマン」を誰よりも愛しているから!と言いたいところですが、それはそれで話が長くなるので置いといて、以前から自分好みのこれ系バッグが欲しかったのです。

モノ自体は雑誌などで取り上げられて、ヴィンテージのUSものが人気だったり、幾つかのブランドさんがレプリカ作ったりと、何気に発売されているものは多いのですが、今こちらで開発中のものはパターンをそのまんまダウンサイズしたバッグです。

ポストマンバッグ(メールバッグという言い方の方がポピュラーかもしれませんね)は非常にざっくりかつ骨太な働く男のバッグ。
ただオリジナルはデカく、使うシーンが限られてしまいますので、日常ユースで不便さを感じないように約80%くらいのサイズにしてみようというところから企画がスタート。

で、構造上、それくらいのサイズにするとバイクのサドルバッグに転用できますので、よろしいのではないかと考えた次第です。
バイクへの取り付けはタンデムシートまわりにベルトを2本巻き、バッグのショルダーベルトを取りはずしてフックで取り付ける感じです。

ちょっとした外出時に気軽に取り付けられ、出先で簡単に取り外しがきき、そのままタウンユースで違和感のないバッグになるというのは個人的に理想中の理想なのです。
容量も結構あります。

写真のものは左がオリジナル(68年製です)。
右がファーストサンプル。あくまで形状見本として作ってみました。随分と上品になっておりますが、そこは見て見ぬふりをしてください(でもパターンは忠実なのですよ)。

基本、この80%サイズでイケると判断できましたので、開発を本格的にGOしました。革選びやリベットの確保の問題等があって、ちょっと頭を悩ましておりますが、まず何よりも自分のために製品化にまで漕ぎ着けたいと思います。

予定価格帯は3〜50000円の間。茶(またはヌメ)と黒をリリース予定です。ビビっと来た方、乞う御期待ください!


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.