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2008/10/19(日)
つまらなくはないけど
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なぜか今ごろ「団塊ボーイズ」をDVDで。 だって知人が家に置いてったから。
驚いた事に飾りじゃなくて、一応れっきとしたツーリング映画なので驚きまして。 バイクなんてほんのちょっとしか出ない映画だと決めつけておりましたから。
で、おっさん4人がハーレー乗って珍道中。 おや、なんだか盛り上がらない。 つまらなくはないし、テンポもいいだけど、薄〜いお話。
この手のディズニー系定食映画は、深みはないけど教科書通りの起承転結、キャラ立て、テーマ消化がビッシリ組まれているものだと踏んで、安心して臨んだのですが、ちょっとアレ? 最近はこの手の映画も質が落ちてんのかなぁ〜?
おそらく20年前だったらもっと面白く仕上がったハズだと勝手に妄想。
この手のコメディ系ロードムービーのお約束は、だいたいこんな感じではないかと思うのです。
1)出発時はビシッと計画・予定・目的地が決まっている。
2)どんどん予定が狂っていく。
3)仲間間のいざこざ・葛藤がおこる。
4)やがて最悪の状況を迎える。
5)それをクリアして、キャラがそれぞれ成長を見せる。
6)当所予定とはやや違った形でゴールに辿り着く。
7)でもそれこそがハッピーエンド。
まあ定食コメディの方程式ってだいたいこんな感じかと。
「団塊ボーイズ」は主役キャラたちがシリアスな喧嘩のひとつもしないし、実は成長らしい成長もしておらず。結局、あー楽しかったぁ〜みたいな。
この旅の後、トラボルタはどう身を振るんだよ?とか、色々と昔基準だとあり得ない脚本っすわ。
日本映画もたいがいだけど、ハリウッドもねぇ…。 数少ないバイク映画なんだから、もうちょっとシビアな部分があったりして、後に残る内容にしてくれれば嬉しかったんですが。
そういえば、現在、携帯用ショルダーホルスター「QD-1」のマイナーチェンジ版の試作に取り掛かっております。 一部パーツを追加して、更に汎用性を高めるべくがんばっております。
うまくいけば、「W-ZERO3/es」みたいなロングサイズのPDAもいけるのではないかと。ちょっぴり請う御期待ください。
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