サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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なぜかボルテス
まだまだパワーレンジャーの話をしたいんですが自重します。
で、今日は折角なのでフィリピンの「ボルテスV」大ウケ事件について。これは有名な話ですし、ちょっと検索してもらえれば詳細を知る事ができます。
日本での放映終了後、78年に「超電磁マシーン ボルテスV」をマルコス政権時のフィリピンに輸出したら、もう超バカウケ。
あまりにも子供に人気がありすぎたせいで、子供への影響やら、政治的思惑やら、諸々が絡みあった結果、最終回を待たずして、放映中止になったという逸話です。
これはフランスのグレンダイザーや、アメリカのパワーレンジャーと同じパターンですね。
当時、ハンナバーベラやディズニー等のアメリカアニメしか放映されてなかったらしいフィリピンに、唐突に5機のマシーンが合体するロボット番組が出現したんですから、さもありなんという感じです。
思えば日本における当時のボルテスの位置づけは、子供目線だと前番組「超電磁ロボ コン・バトラーV」の二番煎じ番組。
玩具的には複雑化の一途を辿ることになる超合金シリーズの、進化過程の1ステップとしては重要だったのかなぁ…くらいですか。
もちろん内容的に女性アニメファンの受けがよかった事は確かですが、それほど大きなムーブメントが起こるほどのものではありませんでした。70年代末期はアニメブームの黎明期でしたが、基本的に「ロボットアニメなんてガキ向け。大人はヤマト!」というムードが充満していたように思います。
で、70年代末期にフィリピンで大ブレイクしたボルテスなんですが、そのボルテス愛はなんと、未だに続いているようです。
以下、注目動画をリンクしますけど、結構最近UPされたものも多く、ほんとうに未だにフィリピンはボルテス熱冷めやらぬなのか?と驚くばかりです。ってゆーか、ボルテスの歌が国歌なの?くらい凄い事に。是非、現地に足を運んで真相を確かめてみたいもんです。
ちなみにフィリピンパブでボルテスの主題歌を歌うと、バカウケするという都市伝説みたいな話がありますが、それ、マジみたいですね。
まずは有名動画
合唱隊のコーラス
http://jp.youtube.com/watch?v=TCOfMs5KWOY
聖歌隊も歌っちゃうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=npSlE7mQ2xc
あちらのオーディション番組
ボルテスを流暢に歌うも、途中で普通の歌にしなさいと言われ
「ムーンレイカー」主題歌にチェンジする娘さん。いい選曲ですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=hpn83qwc4xk&feature=related
↑の娘さんのその後を発見。
彼女への拍手喝采なのか、それともボルテスへの拍手喝采なのか?
http://jp.youtube.com/watch?v=nVg_9yGh5tM
この手のカラオケホームムービーが山ほどあります
大人だけじゃなくて、今の子供にも人気があるのか?
http://jp.youtube.com/watch?v=19R4loRaBSI
http://jp.youtube.com/watch?v=yKpCP4zzG8s
PV風にエンディングを歌う(?)あちらの少年。
実にいい表情で、微笑ましい限り
http://jp.youtube.com/watch?v=minQ6SfG8_A
こんなにフィリピンで愛されているボルテスVとその主題歌。
堀江美都子さんもさぞ嬉しい事でしょう。
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