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2008/03/30(日)
いやすばらしい
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先日、ようやくリメイク版の「ギャラクティカ」のパイロット版を観賞。 「スターウルフ」とか「惑星大戦争」とか言ってる場合ではなく前評判以上に素晴らしい内容。
http://jp.youtube.com/watch?v=FzVN9iKW_IA
パイロット〜2話まで収録したプロモ用のプレスキットで見たのですが、これは蛇の生殺し。 やはりDVD-BOXは注文せねばなりますまい。
バイパー戦闘機を除く、メカ全般のアレンジは微妙。 戦闘機クルーのパイロットジャケットは正直デザイン最悪。
でもそんな瑣末な事はどうでもよく、あの能天気なオリジナルシリーズをよくもまあ、ここまで超シリアスに再構築したな、と感心しまくりでした。 まあ結構、9.11シンドローム作品ではあるのですが…。
物語は破綻なく、アイデア良し、キャラ良し、台詞良し。 「新スタートレック」の脚本家、ロナルド・D・ムーア、本当にグッジョブなんですが、更にそこにとどまらずCG全開のバトルシーンが充分にイケてるところが、この番組の異常人気の秘訣なのかと。
いやこの作品のCGは充分見せ物になってます。 宇宙戦闘機同士のドッグファイトなんていうベタなアクションシーンが実にカッコいい。
このパイロット版、2003年の放映。 CGアクションのところは手持ちカメラ風のブレとかズームとかを多用しているのですが、あの「トランスフォーマー」の何やってるかわからない、なんちゃってドキュメント風CG場面よりも遥かに見せ方が巧いんですよね。
なるほどアメリカで結構な人気&高評価番組であるこの「ギャラクティカ」のCGアクションシーンにインスパイアされて、「トランスフォーマー」のあんなガチャガチャしたアクションシーンが生まれたのか、と勘ぐってしまいましたわよ。
で、ベイの撮り方が下手くそなので、あの体たらくみたいな。 もちろん、マイケル・ベイ監督大嫌いな私の妄想って事かも知れませんけど。
アメリカって、いよいよどうしようもない国だなぁ〜と思えてならない昨今。
でも、こういう番組をTVスケールで作れちゃうところはやっぱり凄い。 ハリウッドの派手な映画よりは、TVの方がよっぽどエンターテインメントとして良質で優れているように思えてなりません。
ちなみに「HEROES/ヒーローズ」は全話観ましたけど、ちょっと凸凹が激しい番組に思えました。いや、つまらない訳じゃないんだけど…。
ともあれ、新ギャラクティカ。私はスーパードラマTVを観られないので、DVD-BOX発売待ち組になっちゃいますが、ほんとリリースが楽しみなのです。
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