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2008/04/24(木)
ああ、終わらない…
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あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ…
自作プリント台はまだ不完全だし、さてどうしたものか?
途方に暮れつつも、がんばるしかありませんな。
明日が勝負!
で、今日ようやくテレ東の「ケータイ捜査官7」を。 今年は東映以外の特撮番組が多くてなかなかいい感じですね。
いやしかし、この番組ったら思った以上に大掛かり。
三池崇史監督がシリーズ監督。 プロダクションI.Gやら押井守やら、金子修介やら諸々。 バンダイとソフトバンクががっちりスポンサード。 で、19時枠で4クール放映と。
チャレンジャー的な番組というよりは、超鳴り物入りですがな。
で、今日見たところ、「うーん」としか言いようがないというか、 これが深夜の超低予算なら暖かい眼で見守ったんでしょうが、 ここまで鳴り物入りだと、もうちょっとなんとかならんのか?と。
まだ4話なので、これからなんでしょうけど、現状だと残念ながらキー局製作のティーン向けドラマの劣化verみたいな印象。
特撮番組ってのはスポンサーの要求(主に販促面)を満たしさえすれば、結構フリーダムなドラマ展開を行えるのが強み。
ライダー枠の視聴者なんて、そういうのに馴れっこになってますが、それにしても今の「キバ」のフリーダムすぎる展開は、閉塞感漂う昨今のTVドラマ界の中にあって、もうちょっと評価されてもいいのかも知れません。ええ、井上敏樹脚本信者ですとも。
ですんで、「ケータイ捜査官7」も一応特撮分類なことだし、もっと弾けるなり壊れるなりしてもらいたいもんですね。
現段階だと怪人とはほとんど戦わない災害救助ヒーロー番組「トミカヒーロー・レスキューフォース」の方が面白いっす。こっちはこっちで、設定が練られてない感じが見え見えでフラストレーションたまるのですが、微笑ましき間抜けさがあって今一番ラブリーな番組。「ALWAYS 三丁目の夕日」のCGチーム「白組」が必要以上にいい仕事をしてるもの見どころかと。
しかし白組と比較するのは酷にしても、東映のCG班、もうちょっとがんばれんか?やはり短納期なのか?
そういえば、3月に怒濤の最終回を迎えたテレ東深夜の「キューティーハニー THE LIVE」。実は私の周りには最初の方を何話か見て見るの辞めた人が異常に多いです。
後半の展開は超アクロバティックだったし、キャラ立ちも相当なものだったし、主役の娘さんたちのアクションのキレも増したし、最後の最後でアニメ版の設定につなげるという離れ業を見せてくれたし、とにかく個人的には何年かに一本レベルのやたら面白い番組だったのですが、視聴断念した人の数が尋常ではないので、やはりどこかに根本的な欠陥があったのでしょうね。 実に勿体ない番組でした。
しかし、いくら面白くったって、特撮番組は日陰者。
そしてイマドキの普通の連ドラだって、キムタクが総理大臣だったり、もこみちがアンドロイドだったり、馬鹿馬鹿しさは五十歩百歩な時代になっちゃいました。
そう、共に“等しく価値がない”。
だから特撮ジャリ番をあんまり差別しないでね、と世間に向けて叫びたい昨今だったりします。
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