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2008/06/22(日)
漫画
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なぜか漫画つながりの話題を。
それほど漫画を持っていない私ですが、本棚には70年代を代表する(一部除くw)SF系コミックが幾つか。 連載時期を調べてみると…。
●「地上最強の男 竜」風忍 77年/少年マガジン
●「暗黒神話」 諸星大二郎 76年/少年ジャンプ程度
●「ブルーシティー」 星野之宣 76年/少年ジャンプ
●「百億の昼と千億の夜」光瀬龍 萩尾望都 77〜78年/少年チャンピオン
●「地球へ...」 竹宮惠子 77〜80年/マンガ少年
なんたる偶然。70年代後半ばっかりじゃん。 というか、この時期の漫画って人材豊富だったし、雑誌自体が“攻めてるなぁ〜”という印象。
諸星大二郎なんて、担当編集はどういう注文をつけてたんでしょうか。
「地上最強の男 竜」に至っては、打ち合わせやってアレか?みたいなトンデモない内容。こんなのがマガジンに載っていたのだから面白い。いやしかし、やっぱりアートとして素晴らしいコマが多過ぎる大怪作です竜。
今となってはアンケート至上主義、破廉恥な売れ筋狙い、他誌の人気コミックのパクりなど当たり前の、世知辛い少年誌の世界ですが、昔は色々とチャレンジャーだったのね、と。
もちろんビジネスとしての形が固まる前の時代だったんでしょうけど…。
しかし、必死に売れ筋を追求して10〜20巻前後続いてその場だけ売上が立つ漫画と、30年経っても読んでもらえる、1〜3巻完結のカルトな漫画。どっちが商売として儲かるんでしょうね?
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