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2009/01/26(月)
007
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ようやく007をレイトショーにて。
のっけのカーアクション、すげー!!!!…ではなく 「うわ、ガチャガチャしてて、まるで今風の映画じゃん…」と落胆。
どうもノレないまま、物語も中盤を迎え、そして遂に沈没。 おそらく15分くらいだったようには思うのですが、007映画で劇場で寝たのは初めてございました。
で、以後お話からおいてけぼり。と言っても戦ってばかりの映画でしたが。 嗚呼、もう一度観に行かなきゃ…。
前作「カジロノワイヤル」、私は大好きです。 個人的にはあれの良かったところが、今回はすべて失われ、まったく別物の映画になった印象。似て異なると申しますか。
手ぶれ&細切れカットの激烈なモンタージュ。まじで何をやってるのか分からないアクションシーンの連続。いいカットも撮れてるし、スタントもがんばってるんだろうに、実に勿体ない。
前作の「カジノロワイヤル」はどっしり撮ってて、当時としては珍しいオーソドックスさが光ってましたが、今回はやはり時代に迎合したか?と。
そう、「トランスフォーマー」や「イーグル・アイ」みたいな、“今風”ですね。シチュエーションを分かり易く、効果的に観客に伝えるのではなく、激しいアクションのイメージ映像を流すってベクトル。これってパッと見はカッコいいんですけど、演出方法としては退化じゃないかな、と思ってるんですが。
CG丸出しな漫画アクションで興ざめだった「ダイ・アナザー・デイ」よりも、更にたちの悪い垢抜け方をしたって感じで、以後もこれならボンド映画ともお別れですわよ。
ドやかましいバトルシーンが始まると、「早く終わってよ〜うるさいよ〜CG丸出しの落下シーンなんかにハラハラしねーよ〜つまんねーよ〜」状態でした。まさかボンド映画でこんな気分になるなんてね。単に年とったから?
ともあれ、中盤寝た分があるので、作品トータルとしては評価できませんので、また再見せねば。
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