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2009/10/17(土)
タクシードライバーの日記その1
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「タクシードライバー」でデニーロが腕に付けるスライド式仕込み銃。 レールガンとかスリーブガンとか呼び方があるそうな。
これ、20余年前、若造の頃作ろうとチャレンジして断念。 当時はゲロ画質のビデオしかなかったので、細部が分からないし、根性がありませんでした。
で、DVD時代が到来。ありがたい事にあのシステム、拡大してみると なるほど色々と機構に関するものが見えるじゃありませんか!
そもそもあの飛び出しシステムってどんなバネなんだよ?と疑問だったんですが 回答は作業中のトラヴィスの机の上にありました。
あれは机の上に転がってるゴムチューブを使っているんですわな。 で、本体先端にプーリーらしきものがついてる理由も判明。 なるほどなるほど!連発でございます。
という訳でこれはいけるんじゃないか?と思い立ち、昨年再び、作るべく挑戦開始。 しかしほとんどの機構が解明できたのに、一番肝心なトリガーシステムの処理が分からない。
このスリーブガンは腕を上から下へ軽く降る事でトリガーが解除され、銃がレールを滑って前へ迫り出す訳です。
その肝心のトリガーの所だけが劇中でも見えない。 これは困ったなぁ〜って言ってたら1年以上経過しちゃいました。
で今回、ようやく少々の自己流を交えつつ、スリーブガン試作1号を完成させてみました。 もちろん、これは作動原理の解明がメインなので、まだまだ劇中のものとは雰囲気が異なる代物です。
最終的には製品化を考えております。 組み立てながらトラヴィス気分が味わえるので、やはりキット販売がメインでしょう。
なんとか来月にはリリースしたいところです。
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