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2009/11/20(金)
タクシードライバーの日記その14
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あらっ、スリーブガン、まだ試作やってんのかよ?!みたいな。
えーっと、ようやくパーツ制作を金属加工業者さんに依頼開始。 見積もりも出て、あとはじゃあ発注すべきパーツの寸法の確定です。
となるとやっぱり現物合わせじゃなくて、寸法決めてちゃんと作動する試作を自分で作らねばならず、ハンダ溶接とかも避けて通れず、何かと大変な最中です。
ただ、YOUTUBEにUPした奴の直後に作り直した試作品は作動絶好調。外観もずいぶんとシンプルになり、あとは今作っている最終試作で仕組みは完成です。 で、すべての部品はバラしてシンメトリーに組み替え可能にしてありますので、もちろんサウスポー対応OKです。 という事は、夢の両腕装着も!ただデスペラードみたいにでかい銃は出ませんが。
あと、少々当初の構想より変更事項が。
もともとは「タクシードライバー」の仕込み銃そのものを作るつもりでした。個人的にはまあ十分に納得のいくところに辿り着けて満足なのですが、結局、少量とは言え売りものにするならばやっぱり安全性が第一。
映画プロップはカーテンレールの切断面などなど、デンジャーな突起が満載っぽいですが、うちで売り物にするならばそうもいかず、まずはレールの前後に樹脂のキャップをつけます。
となるとレールのストローク距離が犠牲になってしまう…。またはレールそのものの延長になるわけで、このさじ加減が難しい…。
ともあれ、製品としては映画プロップとは印象の違う箇所も多々あるでしょうが、作動感などはそのまま味わえると思うので、そこはご容赦くださいませ。
作動感といいますと、YOUTUBEもよくよく調べてみると、袖からシャキーン装置を複数の外人の方が作られています。 しかし皆、実用本意でボールベアリングの入った引き出しレールを流用しての工作ばかり。
それに外人さんDIY系は皆、指にかけたワイヤーを引っ張ってトリガーを作動させてます。ちゃんと作動させようと計画立てて考えると、そこに辿り着くのが必然なんでしょうね。
確かに私も作り出す前は「腕振って作動って、ちょっと手を振っただけで誤作動しそうで、実用性皆無だろw」なんて思っていたんですが、これがいざ作ってみると振り出し式、十分実用性ありです。 袖から飛び出した銃のグリップの握り易さもタクドラ式の方が絶対にいいでしょう。
もうね、25口径の拳銃があれば、明日にもボンクラ政治家の暗殺に行けそうな感じです、マジで(嘘ですよ〜!)。
ともかく、あの映画プロップを考案した人、超リスペクトです!
あとこの女性の作ったガジェットは振り出し式で素晴らしい出来! http://www.youtube.com/watch?v=bnLQpxl5iOE
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