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2009/11/22(日)
タクシードライバーの日記その15
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金属パーツを量産加工するなんて、もちろん自分ではできないので、当然外注という事に。
で、友人・知人関係に頼むか、ネット上でニーズにあった事をやってる業者を探すか、どうしよう?と思案していたのですが、そもそも自分が金属加工について知識がなく、手探りで試作品を作っている状態なので、年内リリースのためには今すぐ量産にあたってプロの意見を聞いた上でサンプルを作るべきかなぁ、と判断。
だったら近所探せ!って事でうちの調布市商工会の会員法人をチェックしてみたんですが、意外と金属加工やってるところ、市内に多くて驚き。
で、先週頭、一番ニーズに合いそうな工場にスリーブガン試作を抱えて突撃。
社長さん、怪訝そうな顔でスリーブガンいじりながら、「失礼かもしれませんが…こんなものが売れるのですか?」みたいなw まあ、当然のリアクションかなぁ。
でも社長さんもえらく親身になって話を聞いてくれまして、実に良い感触。こんなご時世だからウチみたいなチンピラメーカーの、小さいロットの話も聞いてくれるのか? ともあれ、見積もりも翌日にあがり、トントン拍子。
しかも実に奇遇な事にこの工場、カーテンレールの一番手メーカーさんと御付き合いがあるとの事。まさにスリーブガン用のレールもそのメーカーの製品!
私が試作用に選んだレールは中国で生産梱包したセット商品の一部で、必要部品のみの購入はメーカー直に頼んでも不可能なのが難点。これはコストアップに繋がってるし、最終的に家の中に不必要なレールやら部品がごろごろ転がる結果に…。
で、社長さんはそれを良しとせず、これでどうよ?と、わざわざカーテンレールメーカーの本社から、適当なレールのサンプルを数種類見繕って持ってきてくれました。
いや、これは感激。 しかもホームセンターには出回ってない初見のレールばかり。
それが金曜日の話。 その時点ではこちらとしてもまた新しい試作品を作り、もうこれでいいか!くらいに思っていたので、今更レール変更は微妙かもななぁ〜とも内心思っていたんですが、ダメモトで貰ったサンプルレールに色々と部品を移植してみたら、なんという結果オーライ。 動き良し、強度良し、他諸々良し!
って事で急遽、土曜日に更に新しい試作を作ってみて、ようやくゴールが見えたな!状態に。いやっほー! でもこのレールが最初から手元にあれば、遠回りしなくてよかったんだよなぁ…orz くらいのベストなレールでした。
今回の工場さん(車で5分の距離)との出会いは実にラッキーでした。 社長さんも興味がないジャンルとはいえ、なんとなく面白がって相手してくれてますし、いいところに着地したのではないかと。
って事で、連休明けの火曜日に完璧な状態の試作を作り、そこからパーツ発注です。おお、いよいよだぁ!
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