サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2009/02/25(水) 久々ですが
新BBSの方が色々書きやすいせいもあって、すっかりこちらがおろそかに。

ささやかですが、新アイテムを。
といっても廃版にしていたTシャツを2点復活させました。
「BIKER GANG」はデザインに若干手を加えた新バージョンです。

http://www.macleod.jp/thunderbolt.htm

そろそろ春ですので、今年版のTシャツをどーんと行きたいところですが、未だにのんびりやってます。

あと並行して携帯ホルダー第2弾を作成中。
またかよ?って感じですが、それには理由が。

近日明らかに!


あとBBSには書き切れないのでこちらに。

リメイク版「ギャラクティカ」にはまったついでにオリジナルの「宇宙空母ギャラクティカ」を全話通しで観賞する事に。

そもそも日テレで放映された吹替版は、オリジナルの半分以下のエピソード数な上、毎回派手に見せるために勝手に戦闘シーンを切った貼ったしてたらしいので、本当のところは随分と印象が違ってるのではないか、と。

で、まだ6話くらいをうろうろしているのですが(寝ちゃうんですよ、ちょっとダルくてw)、今のギャラクティカはこのオリジナル版を徹底的にリスペクトしている事がよくわかりました。
設定やら細道具やら、作品に鏤められた設定・アイデアを片っ端から再利用しているじゃありませんか。

名前だけ借りた感じかなと思っていたのですが、いやいや。
そもそも旧ギャラクティカ自体が、「スター・ウォーズ」とは全く違ったベクトルで神話的ストーリーを構築しようと、結構がんばってるじゃありませんか。

あと「スター・ウォーズ」は「黒人が出ないのは差別的だ!」と言われたせいなのか、続編でランド・カルリシアンを出してみたりしてましたが、基本飾りみたいなキャラ。
ルーカスって素で白人なんとか主義者なんじゃねーの?と未だに疑っております。

一方ギャラクティカは主要な黒人キャラはキャラクターとして活きているし、オペレーターやら女性パイロットやら、戦いの場に女性がやたらと多いんですよね。70年代末でこれってなかなか進歩的だと思うのですが如何に。

もうとにかく、別ページ作って1話毎にレビューを書きたいくらいなのですわ。

監督が「遊星よりの物体X」のクリスチャン・ナイビー監督の息子(その名もナイビーII。かっけー)だったり、5話までジェーン・シーモア、8話と9話にブリット・エクランドと、ボンドガール出現率も高いし、スノーモービル改造1/1陸上マシンがカッコよかったり、色々と見所が。

やっぱりちゃんと観てみるもんですな。
少なくとも、日テレ吹替版だけを観て「旧ギャラクチカは戦闘シーンの使い回しがひどい安っぽい番組」という印象がありましたが、実際はどうも違うのです。

この感じをどう伝えればよいのやら。
つーか、大半の人は興味ないであろう話題を熱く語ってもしょうがないっすね。やっぱレビューページ作ろうかなぁ。

2009/02/10(火) アニメとか
東京MXテレビにて夜7時から「新造人間キャシャーン」を放映中。もちろん今の「Sins」じゃなくてオリジナル。

で、先週今週と2週続けてガンダムの富野喜幸の演出回。

多分、本人的にはあちこち渡り歩いてコンテ切りまくってた時代のものだろうから、記憶に残らない仕事の一つだったのかもしれないのですが、芝居のつけかた、モノトーンを使った強調描写、回想シーン&イメージカットの編集等、やっぱ「嗚呼、富野…」みたいな演出パターンがあちこちに。

なるほど、70年代前半から手堅い職人仕事しつつ独自のカラーを出してたんだなぁ、と感心。

調べてみたらキャシャーンの中でもやたら暗くて印象的な「新造人間を作る街」とかも富野回。なるほど納得。


一方、そんな御大の原作名義だけが虚しくクレジットされるダブルオーは、不出来を通り越して、いよいよトンデモアニメの世界に。

元々、軍事、政治をリアルに描く群像劇…みたいな風呂敷を広げていたはずなんすけど、ところがギッチョン。

何万人もの罪も無い民間人を殺す極悪ビーム兵器を、高笑いしながら作動させようとする悪者に向って、主人公が「トランザム…ライザァァァァーーーーー!」と技名を絶叫し、ガンダムから必殺光線を放つという有り様。

技の名前だけ聞いてると「リングにかけろ」の見開きページ専用必殺パンチですな。

キャラクターのドラマがまともならそんなスーパーロボット丸出しな感じも笑って許せるんですが、行き当たりばったりのドラマパートがこれまた…。

「SEEDデスティニー」の下を行く新たなガンダム伝説が誕生することは間違いないでしょう。

ってゆーか、まず政治描写が余りにも恥ずかしすぎて、頼むから海外にこれを出さないでくれ!とバンダイ&サンライズにはお願いしたいところです。

2009/02/09(月) カバー
仕事中のBGMがネタ切れになり、ヤニをかぶった古いCDを漁っててふと目についた007テーマ曲のカバー集。

ブロスナン以前にリリースされたアルバムで、おそらく駅前のワゴンセールとかで売られていたヤツかも。中身もそんな感じ。

もちろんオリジナルの主題歌集は持ってたのですが、007に留まらずカバー版は時々物凄く面白いものが飛び出すので、好きなのです。

で、当時、このアルバムはおそらく一回聞いてその内容の酷さに呆れてそのまま放置だったような。

という訳で十数年ぶりにCDプレーヤーにセット。

いや、これは酷い。

安すぎるラッパに思わず殺意が沸くカジノロワイヤル。
マカロニウエスタンみたいなサンダーボール。
ボーカル半音ずれてるとしか聞こえないリビングデイライツ。
ちょっとなまってるんじゃないの?ムーンレイカー等々。

これはエグいけど捨てなかった訳だ。
酷過ぎてコレクターズアイテムとして存在価値充分。

いやぁ、持っててよかった。これは是非世界のボンドファンに聞かせてあげたい! いつか絶対にYOUTUBEにUPしてやる!と誓ったのでした(犯罪予告)。


で、ついでに見つけた動画は「美しき獲物たち」のデュランデュランの主題歌のカバー。
http://www.youtube.com/watch?v=adj6UnwV5Lg

歌っているのは以前この日記で紹介したティナ・ターナーが歌うサンダードームの主題歌「孤独のヒーロー」のカバーを発表したノーザン・キングス。フィンランドのヘビメタバンドのボーカル4人によるコラボユニットです。
圧倒的歌唱力によるアンサンブルが凄いっす。

ファーストアルバムは私も結局買いました。

で、「この美しき獲物たち」は2ndアルバムに収録されており、日本発売は今月下旬だとか。
内容は他にa-haの「テイク・オン・ミー」とかあいかわらず80'sポップスのメタルカバーなのね。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%89-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9/dp/B001O771V4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1234198101&sr=8-1

しょうがないからまた買います。
しかし私にとってはYOUTUBEってほんと広告効果高いですわ。

2009/02/08(日) 展示会
今年はマッドマックス30周年。

オーストラリアのコレクター、ティム氏が今年メルボルンで開催されるジョージ・ミラーに関する展示会に色々協力しているらしく、こちらへも依頼事が。

日本の熱狂的ファンの姿、特に1作目に関わる日本のライダーファッションやコスプレの模様を撮った写真を提供してもらえないか?と。

という訳で、WEB上公開ではない事を前提に、手元にあるミーティング等の写真をピックして彼に送ろうと考えています。

彼は3度来日して日本ファンを良く知っており、その本国を越える独特の熱狂ぶりにいたく御執心なのです。

極力、個人の顔モロだし画像は避けたり、諸々配慮しながら慎重にチョイスしてます。ミーティング参加経験のある方々、何とぞ御理解いただければと思います。

展示会について詳細が分かればまたお知らせします。
見てみたいもんですが、なかなかアチラへ行けません。
旅費的には今がチャンスなんすけどね。


しかし新しいBBS、個人的には使い勝手が良く、この店主日記を廃棄して、あちらをブログ兼BBSにしようかしらんと思うくらいで。

ページの設定も中途半端だし、まだまだってこれから感じですが、長い目でよろしくお願いいたします。
どんよりしたムード漂う昨今の我が国。だからこそ訪れた方が1日に1ニヤリできるような場を用意したいもんです。

2009/02/07(土) 新BBS
BBS移転のお知らせ

こっちに新しいのを作りましたので、以後雑談、マッドマックス絡み、当方への御意見などはこちらへお願いいたします。

http://thunderbolt.1616bbs.com/bbs/topic_1.html

元祖サンダーボルトマーケットBBSはもう使う事もないでしょうし、旧画像投稿BBSもしばらくしたら消滅します。
お手数ですがブックマークされている方は切り替えをお願いします。

タイトルに「マッドマックス」という文言を入れたのは、やっぱりオープンな場所でもう一度、受け皿的なものが用意できればと考えまして。

とはいえ、話題も出尽くし、なかなか難しいのではないかと思う昨今。こちらからも積極的にネタを出して、しばらく色々やってみようではないか、と考えております。

2009/02/05(木) またギャラクティカ
先日、ようやく「バトルスター・ギャラクティカ」2ndシーズンの最終回を観賞終了。

序盤の船団分裂騒ぎ〜中盤のペガサス3部作+αまで実に充実した内容。派手なエピソードもいいけど、ストレスだらけの整備チーフがうっぷん晴らしに自作の新型機体をハンガーの隅っこでコツコツ作りはじめる「ブラックバード」なんかは、かなりのお気に入りエピソード。

後半は地味目なキャラ掘り下げエピソードが連続。しかしアポロ大尉が主役のエピソードがことごとく盛り下がるのは何故?

で、やっぱりギャラクティカをギャラクティカたらしめているのは、メアリー・マクダネル演じるロズリン大統領だとつくづく。
人類絶滅寸前のスペースランナウェイの途上、それでも人々がなんとか文民統制と民主主義を守ろうとするところがこの作品のキモなので、その象徴である女性大統領の登場パートにサイロンとのCGドッグファイト以上の面白さを感じます。

で、なんだかんだで最後は予想もしなかったアクロバット的展開で大きく盛り上がり、お約束のクリフハンガー的結末でシーズン3へ続くと。

この番組はいつもこちらが思ったように話が展開しません。
それがいいところです。

日本ではもうおそらく今の局地的な熱狂が拡大する事はないのかなぁ〜って気がしているのですが、シーズン3は無事放映されるようですし、まあそれだけでいいや、みたいな!

2009/02/03(火) ブレードランナー!
トップページを作り直しました。
缶バッジマニアックス時代のトップページ用画像をレタッチして、C級アクションな感じに。さて、コンテンツ、コンテンツ…。

で、ブレランの話題です。
こちら例のブレランパーカーの制作でお世話になったファンの方のブログ。ブレラン道を極めんとする方々が集うメッカとなっておりますので御興味ある方は是非!

http://ameblo.jp/allbr/


で、私なんてブレラン的にファンの入り口に立ってるレベルですので語るのも恐れ多いのですが、ちとサントラの想い出を。

■私はロードショー公開後に二番館で見たクチ。当時高校3年くらいだっけ。
初見は「雰囲気はカッコいいけど、ちょっと眠たい映画だなぁ」という印象でしたが、当時ワーナーオフィシャルのビデオレンタルの会員になり、一本何千円かでレンタルしてダビング。で、しょっちゅう見ているうちに中毒患者に。

■当時簡単に手に入るアイテムと言えば、やっぱりこれ。
ニューアメリカンオーケストラ版(以下NAOと略)のカバーサントラ。
http://www.amazon.co.jp/Blade-Runner-Orchestral-Adaptation-Composed/dp/B000002KYK/ref=pd_sim_m_5

ひょろ、ひょろ〜♪みたいな、何度聞いても違和感の残るオーケストラアレンジ。
ああ、ちゃんとしたスコア盤は出ないのかしらん…と日々悶々としておりました。

■88年 ニール・ノーマンのカバー曲。
「Greatest Science Fiction Hits, Vol. 3」
http://www.amazon.co.jp/Greatest-Science-Fiction-Hits-Vol/dp/B000001OWI/ref=pd_rhf_p_t_2

SFを中心にカバー曲をじゃんじゃん録音してオムニバス盤をリリースしていたニール・ノーマンなるお方。この人のアルバムにブレランのエンドテーマのシンセカバーが収録。当時はNAO版よりは原曲に近いので、ヘビーローテーションで聞いておりました。でもまあ、アレンジに不満はあるのですが。

このアルバム、多分アナログ時代からある代物なので、実はNAO版と並ぶブレランカバーの超古典だと思います。

ちなみにニール・ノーマンのアレンジの一例。
伊福部サウンドをナイスアレンジしてたり、あなどれないスキルを持っております。

http://jp.youtube.com/watch?v=kOvScJfV5Ns

■89年 ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス発売
http://www.excite.co.jp/music/disc/4988005272621/

エンドテーマのみなれど、ようやく正式なものがベスト盤に収録。でも途中でフェードアウトしちゃう。
おいおい、どうなってんだ!

■93年 "OFF WORLD"のブート盤をゲット

という訳でようやくブート盤にて完全な状態のエンドテーマ以下、ほとんどのスコアを補完。知人のサントラマニアの人が予約してくれたおかげで、運良く手に入れる事ができたのでした。

音質はともかく、まあこれでやっと枕を高くして眠れるというもの。いや長かった。

■94年 ヴァンゲリスの正式サントラ発売
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B00005HD86/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1233677660&sr=8-4

と思ったら翌年、ちゃんとしたオフィシャルのヴァンゲリス版サントラが発売。劇中曲以外にこそ注目したいコンセプトアルバム的な感じか。まあ、ともあれごちそうさまです。


で、ここで満足した私は以後、ブレラン絡みの音源にはほとんど手を出しておりませんでした。

ところが今、i-tune ミュージックストアでふと検索してみたら、ブレランのカバー曲が出てくる出てくる。
エンドテーマとLOVEテーマがほとんどですが。

しかしこんなにカバーされてる映画の曲ってなかなかありません。やっぱキング・オブ・カルトっすな。

そんな中、目を引いたのが我らが「ゴブリン」のクラウディオ・シモネッティによるブレランのカバー曲。
気になるのでDL購入してみましたが、なるほどシモネッティ!
何気に「フェノミナ」げな部分も。

他にも「ニューヨーク1997」やらチューブラーベルズやら、面白そうなので、DL購入じゃなくて現物買おうかしらん。
いや、いいもの見つけました!(95年発売だったのね)
http://www.amazon.co.jp/Fantastic-Journey-Claudio-Simonetti/dp/B000005SH3/ref=pd_ybh_16?pf_rd_p=74287706&pf_rd_s=center-2&pf_rd_t=1501&pf_rd_i=ybh&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=0J2RMNZETPATMVV4FYPD

↓こいつも実は買いました。なかなかに忠実なエンドテーマのカバー曲収録。OFF WORLD版よりも早いリリースだったら、神アルバムの称号をもらえたかも。

2009/02/02(月) ミュージカル
今日の昼間、何気にTVをつけたら何やら一組の若者男女がステージ上で歌い踊っておりました。
どうも最近の映画っぽい絵面。何これ?と思ったら「ハイスクール・ミュージカル」の1本目。

うーん、悪くない。
楽しそうな映画だ。もうちょっと引きの絵で撮ればいいのに…
などと見入ってしまうも、実はラスト10分だったようで、即終了。

最初から観たかったっす。無念。明日は2をやるらしいけど。

劇場版が公開直前って事での放映だったようですが、何故に全米で空前のヒット飛ばした映画のプロモーションが、テレ東の午後のロードショー枠な訳?

ありえません。
キー局のゴールデン枠なんてゴミ番組ばっかりだし、最近はスポンサー撤退が進みCM枠もなかなか埋まらないとか。
確か「ハイスクール・ミュージカル」は日本国内でのDVDセールスはそこそこがんばったって話を小耳に挟んだんですがね。それでもやっぱり午後ローが精一杯な訳すか?

「アルマゲドン」とかもういいから、ティーンが楽しく見られる映画を適切な時間に流してもらいたいものです。
ほんと、今の子供たちは可哀想です。

と腹を立て、人々のリアクションはどうなの?と2ちゃんねるのスレを漁ってみたら、劇場公開前だというのに「ハイスクール・ミュージカル」関連のスレはさほど盛り上がっておらず…。
なるほど、こりゃ地上波のゴールデン枠にかけるのはちょっと冒険かも。

実は最近、なぜかミュージカルマイブーム。
ここしばらく御無沙汰だったので、「ザッツ・エンタテインメント」3部作とかで拾い見したりしておりました。

あと、ミュージカル的にはYOUTUBEはナンバー毎にUPしやすいためか、だいたい見たいものは上がっていたりして、実にありがたいもんです。

久々に見て鳥肌が立った英国製ミュージカル「オリバー!」(68)のスペクタクルなシーン。
MGMもいいけど、やっぱこれはオンリーワンですわ。
この圧倒的な物量!
DVD買おっと。

http://jp.youtube.com/watch?v=UBby9s9ztns

2009/02/01(日) まだ続くか
しつこくカーチェイスの話を。

●カット割り過ぎ、爆音うるさすぎ、手ぶれしまくりの今風系

●マイケル・ベイ的な即物的破壊映像

この2つが個人的に認められないカーチェイスなのですが、
更にもう1つのパターンが。それは

●CGや特撮が丸見えなカーチェイス

でございます。

別に片っ端からカーチェイス映画を見ている訳じゃないのですが、
例えば「マトリック・リローデッド」のハイウェイを封鎖して撮ったと言われる大掛かりなチェイスシーンは、相当にガッカリ感漂う代物でした。

撮り方は別に悪いとも下手だとも思いません。
やってる事は実に分かり易いです。
むしろ「多分絵コンテどおりなんすね旦那」って感じ。

でもCGキャラが飛んだり跳ねたりしても何も凄くない上に、CGキャラをスローモーションで見せる体たらく。
いや、それはちょっとバレバレで興ざめなんすけど。
http://jp.youtube.com/watch?v=QH4XlfEybZM&feature=related

バイクの逆走もしかり。いくら精巧に合成したって、完成した絵が「そんな事できる訳ないじゃん。どうせ合成だろ?」と観客に思わせてしまうのも辛いところ。CGオペレーターの努力も報われませんわよ。

http://jp.youtube.com/watch?v=ANWU9Hiy_5k&feature=related

ということで、やっぱりそもそも絵コンテからやり直せと。
コミックもかくやと言わんばかりの力作絵コンテなんでしょうけど。

いや、このリローデッドの味気ない大掛かりなカーチェイスをあらためて見ていて気付かされたのは、迫力あるカーアクションってスローモーションにはまず頼らないって事。むしろ御法度かも。
古今東西の名カーチェイスを思い出してみても、確かにスローモーションなんてほとんど使ってないかも。

あのマイケル・ベイですら、それを守ってるし。

リローデッドの場合は車がひっくり返るたびにスローモーションを使うので著しく追跡劇のスピード感を削いでます。予算あるんだから、そんなのいちいち強調しなくても。「西部警察」じゃあるまいし。

という観点で我らが聖典「マッドマックス」を振り返ってみると、各クラッシュシーンって、何度観てもスローモーションなのか、ノーマルスピードなのか判別できないカットが幾つか混入しています。

数カットは微妙なスローモーションがかかってるようにも見えるのですが、うーん微妙…。
そこがまたあの異様なムードを生み出している理由かと。

30年前の超低予算自主映画のくせに巧妙です。これはまじで恐れ入りましたよバイロン・ケネディ&ジョージ・ミラー。

最後に個人的な一押しカーチェイス。
「L.A.捜査線 狼たちの街」から。
演出、スタント、規模、等々。色々な意味でこれが理想かも。
http://jp.youtube.com/watch?v=1qkjY85WguI

ちなみにハンドル握ってるのは「CSI:科学捜査班」のグリッソムです。若い!


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