サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2009/08/30(日) ライダー
「オールライダー対大ショッカー」を観て参りました。
同時上映の「シンケンジャー」が3Dだったのはいいんですが、特別価格2000円だとは…。

で、とにかく2本とも例年にも増してイベント&アトラクション映画全開って感じ。
退屈するもなにも、お話もなくとにかく変身・戦闘・変身・戦闘ってな具合。ちょっと前、ネット上で東映まんがまつり「5人ライダー対キングダーク」を観たのですが、見せ場優先でお話が適当なところとか、ノリが近いかも。

にしても歴代ライダー横一列(26人だっけ)は壮絶な眺めですし、あんなカラフルな着ぐるみ集団がくんずほぐれつの大乱闘する様は、見事にハリウッド大作へのアンチテーゼとなり得ておりました。毎年、こういう着ぐるみ大乱闘映画をやってもらいたいもんです。

ちなみに「劇場版 さらば仮面ライダー電王」も江戸村で着ぐるみ各種が入り乱れて大乱闘やってて、絵的にとても面白かったのですが、監督は今回と同じくJAC出身の大ベテラン 金田治氏。

たまにTVのライダーの監督ローテーションに入ってますが、ドラマパートは十分こなしてるし、殺陣師としての実績はいわずもがな。
何気にアクション傾向の強い一般映画の監督なら必要以上にこなせそうな気も。そっち方面、慢性的に不足している邦画界ですから重宝すると思うんですよね〜マジで。

一方、3Dのシンケンジャーは、これまた戦ってるだけだったのですが、赤青メガネじゃなくて、立派な作りの偏光グラスで観賞するタイプ。なかなかに面白い3D効果が楽しめました。

今や二本立て実写プログラムピクチャーを継続しているのって、ライダー&戦隊だけ。本来なら例えば「おっぱいバレー」とか「釣りキチ三平」あたりもイメージとしては二本立てがふさわしいんですけどね。

とにかくこの枠は以後も絶やさぬようにがんばってもらいたいっす。今回の「オールライダー〜」は結構稼いでいるみたいなので、ウケたネタはとことんしゃぶりつくす東映さんの事ですから辞めないでしょうけどね。

そういえば「バラッド 名もなきなんとか」の劇場でのトレイラーやってたのですが、もう必死に何回も「泣ける、泣ける」とアピールしてて笑えてしまい。今日、TVスポットを見たら「戦国版タイタニック」などとぬかしやがりw。
いったい、誰に見せたい映画なのかここまで不明なものも久しぶりで、是非ともコケていただきたいと思う次第です。

2009/08/21(金) 久々に
本日、自転車で行ける距離の小さな映画館へ。
ここはプログラム的にまったく私と接点がなく、まずは滅多に行かない小屋。
どういう風の吹き回しか、見そびれて後悔していた「レスラー」をこっそり夕方上映していたので、迷わずGOでした。

三沢選手の逝去と公開タイミングが重なり、観ると切なくなるともっぱらの噂でしたが、なるほどって感じ。

セクシー男優として一時代を築いた(という程でもないか)ミッキー・ロークと、主人公である80年代でその全盛期を終えた元スターレスラー、ランディのシンクロっぷりが凄まじい。

手持ちカメラのザラついた映像のおかげもあって、前半などはもう実在のレスラーの日常を追ったドキュメントだと錯覚してしまいそうになります。
トレーラーだと普通のドラマ映画っぽいんですがね。

http://www.youtube.com/watch?v=Takm6ydsMA8&feature=related

以下はネタバレなので、DVD出たら観ようと思っている方はスルーしてください。


で、確かに世間的に高評価なのはうなずけるのですが、色々と引っ掛かるのも正直なところ。

結局、このランディという落ちぶれ男は、体がとうに限界を迎えていても観客の待つリングの上でしか生きられない。ラストのトップロープからのダイブにそれを集約させたところがちょっとニューシネマ的で、懐かしい感じ。
おそらく多くの観客にとって、一生忘れる事ができないラストなのではないでしょうか。

しかしそこへ行くまでの人間ドラマが、どうにもドラマチックすぎて、ドキュメント風味の前半に対して強烈な違和感を感じさせるのです。

いや、不器用なのは分かるし、共感もできる。
でもマリサ・トメイみたいなイイ女に好意を寄せてもらって、それでも「自分これしかできません」って死が待つかもしれないリングへ向う主人公には、ちょいと感情移入しかねる。

むしろ、そういう“滅びの美学的エンディング”を越えたものを期待したんですが、無難なところに作品が着陸したので、残念だったのです。これは贅沢な要求なんでしょうかね?

ってゆうか、うらぶれた中年ストリッパーを演じるマリサ・トメイが演技・ルックス的あまりにも素晴らしすぎて、むしろミスキャスト。「ロッキー」1作目で言うならエイドリアン=タリア・シャイアくらいのルックスの女優さんを使うべきだと思う訳です。

落ちぶれてプロレスファン以外誰も振り向かない元スターレスターに好意を寄せてくれる中年ストリッパーが、四十半ばであのルックス・スタイルを保っているマリサ・トメイでは、色々と理想的すぎて、ファンタジーがすぎるなぁ、みたいな。

だからラストに少々合点がいかないのです。
「おまえ、贅沢」みたいなw

あと、娘との唐突な和解から再びの関係崩壊は、展開として作りものっぽすぎて、ちょっと納得できないでしょう。


などと文句を並べながらも、実に見応えがあり、ミッキー・ロークもレスラーっぷりも板についていて、観て損はない密度の濃い作品でありました。これで80'Sヘビメタに思い入れがあれば、もっと楽しめたのでしょう。そこがちょっと残念。

「90年代は最低」→名台詞ですね。

2009/08/13(木) 動画
こういうところで政治絡みの話は御法度なんですが、
今日の夕方行われた麻生×鳩山の党首討論は、地上波TVではノーカット放映しないという異常事態。
のりP特番は組むくせに、ありえね〜。

私は途中からニコニコ動画の生実況で見たんですが、なかなか面白かったです。
で、フルで見られるニコ動以外のソースを見つけたのでペタリと。
90分もあるので、かいつまんで見るのもありでしょうね。

http://allatanys.jp/S001/ex31000.html

しかしもはや誕生間近と言ってもいい雰囲気の鳩山政権。
これみると、怖い。怖過ぎる。

庶民的には八方塞がりでして、困ったものですが、
なんとかサバイバルしたいもんです。

という訳で、涼しそうだし「30デイズナイト」観に行きたいっす。
http://www.30days-night.jp/

世界的に閉塞感漂う昨今。
「ノウイング」やら「2012」やら「ドゥームズ・デイ」やら、
終末&ポストアポカリプスな作品が連チャンで待機中。

最近のアメリカって、リセット願望が蔓延しているのかしらん?と邪推しております。

2009/08/12(水)
先に書いた「ゾンビ」公開時の試写会にまつわる云々。
某ゾンビマニア兼「メガフォース」マニアの方からパンフや
ライナー上で既出なネタである事を指摘され、あららと脱力。

そういえばパンフは持ってないし、ソフトも海外verがほとんど。
己の「ゾンビ」的教養の欠落に少々凹んでみました。

でもまあ、ついでがあればその辺の当時記事はまた掘ってみたいと思います。


あと、大宅壮一文庫でのささやかな収穫。
「マッドマックス」の公開当時の宣伝にまつわる記述が載った
昨年の雑誌連載記事を見つけました。
その連載とは、ワーナーの名宣伝マンの回顧録的なもので
今では1冊の本にまとまっております。

「ロードショーが待ち遠しい 早川龍雄氏の華麗な映画宣伝術」

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163714707

「マッドマックス」については2P程。
MMは80年の興行ではワーナー的に一番配収があった作品で、当時で10億オーバー(興収にざっくり換算すると倍の20億くらい?)。

で、「マッドマックス2」はそれよりも配収が1億下だったとか。
世界的に見て、そんな現象って日本だけ?

米国では当然2の方がウケたはずなので、オーストラリア本国の
興行がどうだったのか聞いてみたいところです。

で、この本、戦後の映画興行のざっくりした話から、主に60年代〜90年代の、
早川氏の携わった映画宣伝のあの手この手について触れています。

本自体、購入してみましたが、うーん、ちょっと駆け足すぎな印象。
イーストウッド、キューブリック、エクソシスト、ブルース・リー、ブレードランナーetc…。

美味しいネタはてんこ盛りなのに、なんだかすべてさらっと流されてしまう感じなのがちょっと残念な感じでした。
もちろん興味深い話はたくさん載っているのですが…。

2009/08/06(木) 休業のお知らせ
本日8/6夜〜8/9にかけて不在となります。

申し訳ございませんが、オーダー、お問い合せへの返答は月曜日以降となりますことを御了承ください。

最近、ほぼ月1ペースくらいでこういった週末休業をやっております。実は今年の春頃から実家の父親の体調が非常によろしくなく、これからもまだまだ続くであろう親不孝を考え、せめて顔くらいマメに見せて僅かながらでも相殺しようという事なのです。

いやあ、自分がそういう歳になったのですね。
で、まあぶっちゃけ肺ガンステージ4なのですが、今は抗がん剤治療がびっくりするくらい効果を発揮しております。

副作用らしい副作用もなく、食欲も旺盛で、なんだか怖いくらい快方に向っておりまして、現在は抗がん剤治療も休止して経過を見ている状態。
正直家族一同驚いているところです。

そうは言ってもまったく油断はできないのですが、そんなケースもあるって事をネット上にテキストとして記しておこうと思った次第です。

という事で、すいませんが月曜日まで不在いたします。
BBSは通常通り営業ですw

携帯をiphoneに変えたんですが、出先でのネット環境が一気に楽になりそう。いつも帰省時は定期的にネットカフェへ行ってたんですが、今回からはなんとかiphoneで事足りそうな感じです。

色々と不満もあるのですが、凄いかもしれないiphone。

2009/08/05(水) ゾンビ試写会伝説
昨日、「マッドマックス」関連の当時記事を漁ったついでに、「ゾンビ」もちょっとチェックしてみました。
といっても3冊程しか該当する記事が出て来なかったのですが。

その中で2冊に面白い記述が。

●週刊新潮 79年3月号

配給のヘラルドは大幅な予算を投入して読売新聞に2ページぶち抜き広告。そこに「明日の銀座、若い女性のひとり歩きは危険です」と記載。

実はアングラ舞踊家を起用して、街頭で150名によるゾンビ踊りを披露する計画だったそうだが、管轄の警察署からクレームが入り大幅なコース変更を余儀なくされた。

●創 79年5月号

ヘラルドは最も怖い映画の触れ込みで「ゾンビ」の覆面試写を銀座で行った。

ホールが満席になると、ライトを暗くし、用意したゾンビを客席に登場させるというアトラクションを実施。
そのまま銀座の舗道にゾンビメイクの劇団員が飛び出したとたんに本物の警察官につかまり、大群衆の目の前でゾンビが陳謝するはめになった。

この2つの記事を観ると、少なくとも銀座において「ゾンビ」の試写会を行い、劇団員(暗黒舞踊w)によるゾンビコスプレパフォーマンスが何らかの形で実施されたっぽいです。

実際のところはどういう顛末に終わったのか?

2つの記事は共に書き手が持っていきたいオチが優先されて、いまひとつ事実が伝わってこないのが残念なところ。

前者は、新聞広告含め大掛かりな花火を打ち上げたのに、結局はがっかりな結末を迎えた(作品内容含め)、という内容。

後者は「怪物ゾンビよりもお巡りさんの方が怖いのである」なんていうよくあるオチを書きたいがために、かなり事実に脚色を加えているフシが。ただ、作品そのものには好意的で4Pも裂いた記事になっています。

もちろん所詮、週刊誌の書き捨て記事なので、30年経った今、ぐちぐち言うつもりはないのですが、「ゾンビ」公開時の配給側の仕掛けについては、もうちょっと詳しく知りたいもんですなぁ。

しかし驚くべきは広告規模。
意外と金かけてたんですね〜。

当時、「ゾンビ」についてはTVスポットで知りました。

朝日放送「翔べ!必殺うらごろし」の合間、パロマガステーブルのCMと一緒に何週か(多分3回くらいみたんだよなぁ〜)に渡って流れていた記憶があります。

うらごろしの放映時期と映画封切り時期が合致するので、間違いないでしょう。

「うらごろし」がオカルト風味の番組だったからでしょうかね。今思うと、スーパーカルト夢の競演ですな。

で、そんな「ゾンビ」ですが、当時はTVスポットにもビビったものです。
エレベーターになだれ込んでくるゾンビのカット。
そのバックにバルタン星人の声。
ああ、絶対にこれは無理…。

私にもそんな頃がありました。

そんなバルタン星人の声はこの劇場スポットで御確認いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=Gl50_Gq2wLk

2009/08/04(火) マッドマックス、ソウドオフ伝説4
今日はちょっと時間に空きができたので、世田谷にある大宅壮一文庫へ行って参りました。

これまで発行された雑誌のライブラリーみたいなところで、
ライター業の皆様、御用達の場所です。

17〜18年ぶりに行ったんですが、昔に比べると88年以降の雑誌に関してはパソコンでインデックス管理されており、えらく探しやすい。

ささ、「マッド・マックス」に関する記載のある79年〜80年頃の雑誌を片っ端からチェックしてみようと検索してみると、残念ながら数える程しか出て来ない。

やはり完璧にあらゆる雑誌の記事が管理されている訳じゃないのね。特に映画雑誌の記事なんて、ほとんど除外されている。

という訳で今日は20冊あまり、映画公開時期である79年暮れの雑誌に的を絞ってローラー作戦を展開。

今回の主な目的。

当時雑誌に記載されたという「全米公開時にソウドオフシーンがカットされた」という記述を探し当てること。

その記事の文脈全体をこの目で見る事からこの問題の糸口をつかもうという訳です。

あらためて宣言しておきますと、私はもちろんそんなシーンは存在しないだろう派。

「ない」という事を立証する、所謂“悪魔の証明”的な部分もあるのですが、やはり観たという記憶を持たれている方は現実にいらっしゃる。

なぜにそんな現象が起こるのか。
映画いろいろあれど、他に例がない珍奇な事であります。

それを調べていく過程で他に面白い事実が見つかるのではないか、また自分の「マッド・マックス」に対する理解が深まるのではないか、という事からちょっとがんばってみようと考えています。

で、今日の収穫。

うーん、大してないかなぁw

しいて言うならば

●GORO
●週刊読売
●文藝春秋

この3冊は公開前レビューの段階でストーリー紹介時にソウドオフについて言及していました。

例えば文藝春秋だと

「銃身を短くカットしたショット・ガンとマグナム44を携帯、高度にチューンナップした黒の追跡専用マシーンに乗り〜」

みたいな。

公開前の雑誌紹介のあちこちで、主人公が銃身を切り詰めたショットガンを持っていると印象づける記述があったなら、一部の観客にソウドオフシーンがあるという先入観を持たせる事に一役買った可能性があると私は推測して、公開前記事をローラー作戦でチェックしてみたのです。

ところが先にあげた3冊くらいしか該当しない。
スクリーン誌やキネマ旬報のような雑誌はソウドオフに触れていない。プレイボーイ誌も。
あとロードショー誌の該当時期の号は大宅文庫に蔵書されていませんでした。

うーん、なんだか収穫ないなぁ。

とはいえ、まあ面白い記事も幾つかあったので、それはやがて血となり肉となるのでしょう。

例えば月刊PLAYBOY誌の半ページのレビューは片岡義男によるもので、「カメラの位置が道路の場面ではいつも低く、道路と自動車あるいはオートバイとの、殺伐とした関係を、雰囲気としてうまくとらえている」といった具合のなかなかに鋭いレビュー。
おまけに空山基によるマックスのイラストまで!これはレアすぎる!

って訳で、早く専用ページを作って色々と御報告、考察をしていきたいところです。

2009/08/02(日) ようやく
本日、スネークパンツの50%OFFと、ゼイリブシャツのリリース、あとゾンビ・ショッピングシャツの仕様変更をUPしました。

スネークは発売から2年近くが経過したんですなぁ。
ほんと歳とると時の流れが早くなりますね〜。
で、まあメーカーとしては半額セールとか既に購入された方々に対して心苦しい部分もあるのですが、そろそろ時効ではないかとSALEに踏み切りました。
Lサイズはほんとにあとちょっとしかないので、気になる方、是非この機会にどうぞ!

元々、劇中に忠実なのはよかったんだけど、ちょっと派手すぎるパンツ。ところがハーフ丈にするとまったく無問題。
超気軽にはけるパンツになりまして、自分でも驚いております。


あとはスピナー携帯ホルダーとワークシャツをUPせねば。
明日にはなんとかやりたいところです。


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