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2009/08/12(水)
本
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先に書いた「ゾンビ」公開時の試写会にまつわる云々。 某ゾンビマニア兼「メガフォース」マニアの方からパンフや ライナー上で既出なネタである事を指摘され、あららと脱力。
そういえばパンフは持ってないし、ソフトも海外verがほとんど。 己の「ゾンビ」的教養の欠落に少々凹んでみました。
でもまあ、ついでがあればその辺の当時記事はまた掘ってみたいと思います。
あと、大宅壮一文庫でのささやかな収穫。 「マッドマックス」の公開当時の宣伝にまつわる記述が載った 昨年の雑誌連載記事を見つけました。 その連載とは、ワーナーの名宣伝マンの回顧録的なもので 今では1冊の本にまとまっております。
「ロードショーが待ち遠しい 早川龍雄氏の華麗な映画宣伝術」
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163714707
「マッドマックス」については2P程。 MMは80年の興行ではワーナー的に一番配収があった作品で、当時で10億オーバー(興収にざっくり換算すると倍の20億くらい?)。
で、「マッドマックス2」はそれよりも配収が1億下だったとか。 世界的に見て、そんな現象って日本だけ?
米国では当然2の方がウケたはずなので、オーストラリア本国の 興行がどうだったのか聞いてみたいところです。
で、この本、戦後の映画興行のざっくりした話から、主に60年代〜90年代の、 早川氏の携わった映画宣伝のあの手この手について触れています。
本自体、購入してみましたが、うーん、ちょっと駆け足すぎな印象。 イーストウッド、キューブリック、エクソシスト、ブルース・リー、ブレードランナーetc…。
美味しいネタはてんこ盛りなのに、なんだかすべてさらっと流されてしまう感じなのがちょっと残念な感じでした。 もちろん興味深い話はたくさん載っているのですが…。
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