サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
http://www.macleod.jp/tbm.htm
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2009年9月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
最新の絵日記ダイジェスト
2009/11/28 店主日記の引っ越し
2009/11/25 ドッグ・ソルジャーの日記?
2009/11/24 タクシードライバーの日記その16
2009/11/22 タクシードライバーの日記その15
2009/11/20 タクシードライバーの日記その14

直接移動: 200911 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 月 

2009/09/23(水) ドゥームズデイ
昨日、急きょレイトショーで「ドゥームズデイ」を野郎4人で観賞。

なんでこの映画にこだわるかと申しますと、やっぱりここまであからさまにマッドマックス2やスネーク・プリスケンごっこを前面に押し出した作品は珍しいので、やっぱ私らみたいな世代が拾ってやらないとしょうがないだろうという義務感です。





以下ネタバレです。まあバレて困るストーリーなんてないですけど。

監督のニール・マーシャルは「ディセント」を観る限り、人物描写が不自由な方でいらっしゃるようなので、ある程度覚悟できてましたがな。

で、フタを開けたらとことんオマージュの嵐。
基本は女版スネークな「エスケープ・フロム・イングランド北部」。
もうリメイクって言っても問題なし。むしろ今からでも遅くないからカーペンター他権利者にいくばくかの金子を払いに行けと言いたいっす。

更に「世界が燃えつきる日」「要塞警察」「ウォリアーズ」「エクスカリバー」「マッドマックス2」的なシチュエーション、カットが連続。直近のものだと「28週後」か「バイオ2」あたりからのいただきも。

色々なものにオマージュを捧げるのはいいんだけど、タランティーノみたいに観客の遥か斜め上を行くんじゃなくて、ごくごく普通の80年代映画少年的趣味をひけらかされると、こちらとしてはちょっと気恥ずかしい訳で…。

で、この映画からオマージュを取り去ると、何も残りません。
あるのは筋立てからキャラ描写から、何から何までが幼稚な脚本(監督が書いたのさ)だけ。
主人公の描写なんて、もう80年代のOVAに出てくるキャラクターみたいな薄っぺらさ。主演のローラ・ミトラは好演してますけどね。

という訳でひどい映画なんですけど、アクション全般がライブに拘ってる分、意外と観ていられるのが驚き。
今風のガチャガチャかと思いきや、案外そうでもないし、追いかけっこのサスペンスの見せ方は悪くないかも。

主演女優のアクションシーンは流行りの手ぶれ、カットブツ切りで誤魔化してますが、そこはもうしょうがないっすね。

まあ「ディセント」も退屈しなかったので、この監督、技術的にヘボくはないし、某マイケル・ベイみたいな心のない演出家って事もありません。だから職業監督に徹して、大人になる機会が必要ではないかと。

ちなみに「ニューヨーク1997」を撮ったカーペンターは30代前半。
「マッドマックス2」を撮ったジョージ・ミラーは30代後半。

で、この映画の監督ニール・マーシャル、撮影時は38歳前後。
B級界の偉大な先人と比べちゃアレだけど、いい歳して何ごっこやってんの? 後輩にパクられるような事やりなさいと言いたいところです。

でもまあ、仮にこの映画の冒頭に黒澤明の「夢」と同様に、“こんな夢を見た”って一言スーパーが出てれば、オマージュ大会な内容&辻褄が無茶苦茶なストーリーにも納得できたかも。
「そうか、これは監督の脳内で展開されている夢なんだ!」みたいな。

とまあ、ボロクソ言ってるように見えるでしょうけど、一ヶ所ものすごく評価したい箇所。

この映画、48時間のタイムリミットもの。だいたいこの手の筋立ての物語って、その設定が案外巧く機能しないのです。本家スネークの2本も例外にあらずで、どうにもストーリーがせせこましくなるし、時間の使い方を持て余しがち。22時間の話なんだけど、主人公が敵に捕まって半日気絶とかね。

ところが、この映画の場合、「おいおい48時間の話だろうが!」とツッコミたくなるくらいに途中豪快に脱線するのがマジで新しかったです。でもそもそもこの映画のタイムリミットの設定自体、意味不明なんすけどね。

って訳で話の種に一度は観ておきたい映画かも知れません。
DVD買おうか悩み中。

2009/09/17(木) 新製品
久々に新製品を。
といってもワンポイントプリントのみなんですが、なかなか使い勝手と着心地の良い赤ネルシャツがあるので、それをベースにゾンビな感じのネルシャツを。

赤いネルシャツと言えばやっぱハゲゾンビ。
実際、劇中であのハゲゾンビが着ているものとはチェックのパターンも違うし、おそらくあちらは薄手。
今回はあくまでイメージ優先のなんちゃって商品という事で。

いやしかし堅牢な作りでオススメなボディです。
私も今冬は愛用決定。

で、この手のネルシャツって赤から在庫がなくなってゆくパターンが多い印象があります。まだメーカー在庫ありますので今の時期は問題なく作成可能ですが、うかうかしてるとすぐに売り切れちゃうので、御注文はお早めに!明日にはオーダーページをUPします。
サイズはS、M、L。

他、ワークシャツ、ラグラン長袖&七分袖、スウェット、ウインドブレーカーなど、既存のデザインの再利用になりますが、受注生産的に色々と秋冬物オーダーお受けする体勢を作っております。
こちらも近日ページを作りますので是非是非!


で、今冬はいきなりですが、レザージャケットやります。
まずは「スネーク:ヴィラン」が復活。今回は黒いホースハイドにて。パターンは「V2」と同じです。
仕上がりが楽しみ。

あと新作レザーも密かに進行中。
なんと二次大戦中のドイツ軍フライトジャケット、いわゆる“ルフトバッフェ”と呼ばれているやつです。
何故にドイツ軍のフライト?って話なんですが、これがシングルライダース・ジャケットとして見ればかなりCOOL。

しかも多くの場合、民生品を各パイロットが好き勝手に使っていたという背景がありまして、あまり形状に細かく拘る必要もない。
それにドイツ軍マニア向けのものを作る訳ではないので、今回はルフトバッフェをモチーフに、私の感性で普段着として重宝する、シルエットがスマートなシングルライダースを作ろうと思い立ちました。

米軍のA2ジャケットはあちこちで凄いレプリカが作られていますので、うちは独軍でw これは天の邪鬼って事じゃなく、やっぱ大戦中のものでも独軍のセンスって洗練されておりまして、面白いものが沢山ありますので、そこにスポットを当てたいぞと。

需要があるのか、まったく予想不能ですが、景気悪くて見通しが最悪な今だからこそ、我が道を突き進もうと思っております。
請う御期待ください。

2009/09/09(水) ガッパとギララ
最近何気に怪獣プラモマイブーム。

そんなこんなで今はギララを作っております。
で、資料動画を探すついでに主題歌「ギララのロック」を発見。
こんなんだっけ? 何せTVで子供の頃、一度見たっきり。
永六輔作詞、いずみたく作曲。67年頃の歌。
http://www.youtube.com/watch?v=WhM576zPMRs

一見のどかな曲なんだけどアレンジ、カッコいい〜。
CDが欲しくなりました。全然ロックじゃないけど。


で、じゃあガッパの主題歌も聞いて見る。
これも実は同じく一度見たっきりだけど、海をバックに「ガッパ〜ガッパ〜♪」連呼してたのは未だに強烈に覚えておりました。

http://www.youtube.com/watch?v=00EQVKOMVpA

同じく67年頃の曲。
GSサウンドがナイスですね。まあ演歌とか童謡テイストな曲なんすけど。


という訳で60年代後半って怪獣映画の主題歌にも味があって実にいいもんですね。この数年後には「ゴジラ対ヘドラ」のあの名主題歌ですし。

ヘドラと言えば、英詞バージョンがあったんですな〜。
「かえせ太陽を」が「SAVE THE EARTH」になっててこれまたイケております。
http://www.youtube.com/watch?v=CnQbx-r3G-M&feature=related


で、松竹ギララ、日活ガッパときたら 東映の68年作品「ガンマ第3号 宇宙大作戦」でしょう。

こちらはじめて知ったんですが、海外公開版「GREEN SLIME」にはファンキーでナイス主題歌があったのですね。いや、これはカッコいい。カッコよすぎるでしょう!
http://www.youtube.com/watch?v=Izr3Cidaz1M

「ぐりいいーん、すらああああああああああああいむ!」最高w
これ、まじでCDで欲しいんだけど、売ってないんですよね…。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.