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2007/02/19(月)
YAMATO
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久しぶりの日記。 と、言うか、mixiの方にばっかり日記を書いていてこっちの方放置してましたw その事に気付き、同じ文をこっちにも。
映画「男たちのYAMATO」を見ました。
本当は、劇場で見たかった作品。 けど、見逃してしまって、そのまま1年経過。 やっと見れました。
で、泣きました。 ボロボロと。えぇ、そりゃもう鼻水が止まらないくらい。 …涙腺弱いんで。 お涙頂戴物の王道を突き進んでますね。
最近、劇場でやった「硫黄島からの手紙」と比べても私的には「YAMATO」の方が好きかな。 …こういう戦争映画の批評は賛否両論あるし、ある意味、個人の思想や願い、愛国心だの人によって捕らえ方が色々だから、単純に書き辛い所があったりする訳ですが、
まぁ、細かい事は見てからそれぞれに思うことを考えてもらうとして…。
思ったことを一つ。
「一億総特攻」として大和に乗艦して、勝ち目の無い、いわゆる「お国のため」でもない死ニ戦に赴くか。 あるいは、日本本土を守るため、家族を守るため、最終防衛ラインへの米海軍の上陸を阻止するため戦うか…。
もはやどっちもどっちな訳ですけど、やはりどうせ死ぬなら何かのために。 とか思うのですよ。 そりゃあ、大和に下された最後の命令は決してムダでは無いとは思うのですよ。 ただ、自分たちが赴いたところで戦況は何も変わらない事が分かっている中でそれでも艦と運命を共にしなければならない…。(しかも、その当時は自分の意思でそれを選んでいる訳で。) 考えれば考えるほどやるせない事です。
結論を言いますと。 「硫黄島からの手紙」より「男たちのYAMATO」の方が一つ一つの重みが違うと言うか、考えさせられる事が多かったのですよ。(もちろんどちらも十分に伝わってきたけど。)
あぁ、後は戦艦好きの自分としてただ、単純に海戦物の方が熱くなるんで、その分甘めに評価してるかもですが。 もう、主砲が咆哮した瞬間だったり、「両舷全速」で航海する大和の勇士を見られるだけで、お腹一杯な訳ですよ。 「大和」を題材にした映画は過去にも数本ある訳ですが、指摘には、映像が綺麗になって臨場感が増し、よりドラマチックになった今作がやはり一番良いです。
因みに、戦争映画としての臨場感だけで言えば「硫黄島からの手紙」の方が一歩上ですね。 流石、掛けてる金が違うと言いますか。 砂塵の舞ってる感じだとか、良い感じに雰囲気出てました。 そもそも、洋上の一隻に群がる数千機の艦載機の戦闘シーンと、1つの島全土を舞台にしたビックスケール戦闘とを比べるべきでは無いのかもしれないけど。 …いや、「YAMATO」の戦闘シーンも相当良かったと思うけど。(戦闘機とか全部CGだとは思えない位。)
最後に一言。 「死ニ方用意」 これは酷い。
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