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2010/12/02(木)
秋深まる紀州路 by 選手会長
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みなさん毎度お世話になっております。
12月分に投稿しましたが、話は少しさかのぼって、前の日曜日(11/28)の話です。
朝の冷え込みの厳しかったこの日、私は家族を伴って、和歌山県伊都郡かつらぎ町で催された「紀の川万葉の里マラソン2010」に参加して来ました。
早朝から車を走らせて、会場となるかつらぎ町の伊都浄化センターに到着。実は今まで色んな土地での大会に参加させてもらいましたが、我が家からなら日帰りも十分可能な和歌山県内でのイベント参加は初めて。本イベントは地元の体育クラブが主催していて、大きな冠スポンサーもないこじんまりした大会。今回のエントリー種目の10kmも、男女合わせて189名(全種目でも286名)。今まで参加したイベントの中でも最小規模の大会かも知れません。
事前の案内に、今回出場する10kmコースが記載されていたので、ネット等でどんなコースなのかを下調べしておいたのですが、途中結構なアップダウンがあるコース設定のようで、特に中盤の上り急勾配区間のタイムロスをどのくらい抑えられるかがポイントになりそうな感じでした。とはいえ、あれこれ考えていても仕方ありませんので、自分のペースを極力守る事を念頭にスタートラインに並びました。
AM 9:50。10kmの部の号砲が鳴り、ランナーが一斉にスタート。エントリー数が少ない事もあって、序盤の混雑はあっという間に解消し、自分のペースを探りながらの走行となりました。
2kmを過ぎたあたりから最初の上り勾配。コース紹介に「この辺りからの景色が絶景」とあったので楽しみにしていましたが、確かにいい眺めでした。少しだけ景色を堪能した後、いきなりの下り急勾配を駆け下りて行きます。
その後コースはJR和歌山線の沿線の比較的平坦区間へ。5km付近に給水ポイント。少し給水して後半へ突入します。
コースはじきに最大の難所である上り急勾配区間へ。ここは辛抱のしどころ。しばらく走ると、最高点付近にトンネル。そこを通過すると徐々に下り勾配へと変化して行きます。
先ほどまで走っていた上り勾配ほどではありませんでしたが、下り勾配が続く7km過ぎ。残された距離はあとわずか。下り区間を利用してペースを上げにかかります。前後はかなり間隔が開き、抜かれる心配はほぼなくなりましたが、前のランナーの背中もかなり遠方。ペースを上げても一向に差が縮まりません。
残り1kmは浄化センター周りの平坦区間。懸命に腕を振り、足を上げ、もうひと頑張り。だけどいつも感じる事なのですが、この時はフィニッシュラインが遠く感じます。
なかなか迫って来ないフィニッシュラインに何とか飛び込み、今回のレースは幕を閉じました。今回も無事に完走出来たので満足行く大会でした。イベント進行などに手作り感が感じられましたが、個人的にはこういったイベントは嫌いではありません。
レース終了後、会場内を少し散策し、記録証を受け取って会場を後にした我々は、いつもなら大体はこのまま自宅へ戻るか、近くのスーパー銭湯に行って汗を流したりするのですが、今回は和歌山まで遠出したので、子供たちのリクエスト(どっか遊べるところへ行きたい)に応えて「ポルトヨーロッパ(和歌山マリーナシティ内の遊園地)」へと向かいました。午後から厚い雲が空を覆い、海沿いの当地は風も強く、疲れた身体に寒さがこたえましたが、子供たちは園内を走りまわって楽しんでいました。
久しぶりに休日らしい休日(ファミリーの休日)って感じやったなぁ。
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