|
2010/04/04(日)
桜を愛でつつ by 選手会長
|
|
|
みなさん毎度お世話になってます。
4月になり、本格的に春がやって来ました。先月末は随分寒い日もありましたが、どうやら「寒の戻り」とやらも終わったようです。週末は本当にいい天気でしたね。周辺の桜も見頃。各地でお花見が盛んに行われています。私のような酒飲みにとっては、「お花見」は酒を飲む絶好の口実。もっとも、最近はそんなイベントに参加出来ていませんが…。
そんな最高のシチュエーションの週末に、私は家族と共に地元を離れ「第11回 春の福井駅前マラソン」にエントリーして来ました。
日本海に面した福井県も、この日は朝から太陽が照りつけていました。今回エントリーしたハーフマラソンは、陸連公認コースとあって登録者も多数エントリーするレベルの高そうな大会。あの小出義雄監督(写真右上 中央の人物)が大会ゲストに招待されるなど、主催者の力の入れ方もかなりのものが感じられました。
今大会でハーフマラソンは3回目のエントリー。コースも川越えの橋くらいしかアップダウンがなく、ほとんどフラット。気になるのは当日の予想最高気温が15℃程度というところですので、ちょっと走るには厳しいかも知れません。
AM 10:40にハーフマラソンがスタート。公認の部を含めて868名のエントリーがあった同クラス。実際にスタートしたのはそれより少なかったでしょうが、それでもかなりの人だかりが一斉に福井駅前から市内のコースへと飛び出して行きました。
最初の1kmを想定より早く入ってしまいましたが、このまま行けるところまで行ってみようかと思いそのままレースは進行。しかし途中から距離表示がどこにあるか分からなくなり(地面に小さく表示してある事に気づいたのはかなりあとでした)、5kmごとの分かりやすい距離表示看板を基にラップを計る事に。隊列が福井市街地から少し離れたあたりで5km通過。正直10kmレース並みのペースだと感じましたが、とにかく現状のペースをキープする事だけを考えました。
しばらくするとコースは一気に田舎の風景へと変わり、周りにはのどかな田園や丘・山が。隊列はそれらを迂回するような感じで進みます。7.5km地点には1回目の給水スポンジ(スポンジに冷たい水を含ませたもの)が用意されていましたが、そこはスルーして先へ。程なくして10km地点。ここまでは順調に来ました。
しかしこのあたりから徐々に前半のハイペースのツケが身体に現れ始めます。10km地点での給水(水)も、のどの渇きを潤す以外の効果はなく、後ろから来たランナー数名に抜かれて行きます。時刻はAM 11:30をまわり、春の太陽と少しずつ強くなり始めた風が行く手を阻みます。そして迎えた15km地点。苦しいながらも、ペースダウンは最小限に抑えられた模様です。
残り6km強。このあたりから状況はさらに悪くなります。13〜15km地点くらいで周りにいたランナーの集団は少しずつペースアップ。私はそれについて行く事も出来ず、小さな勾配でも足が前に進みません。自分でもはっきり分かるくらいスピードが落ちて来ていましたが、前を見据えてひたすら走ります。残り5・4・3km…。しかし20km地点の通過タイムは、これまでの2回のハーフマラソンより早いものでした。
いよいよ最後の1km。すぐそばにはフィニッシュ地点の競技場。周回道路を走り、公園内の進入路から競技場へ。ここであらかじめ待っていてくれた家族の声援を受け、競技場内を一周弱ほど走ってフィニッシュラインに駆け込みました。
今回は今まで一番疲れました。思っていたより暑く身体に厳しいレースでしたが、何とか最後まで心を折る事なく(途中で何度も折れかけましたが…)フィニッシュ出来ました。思い返せば色々と課題が見つかった今大会でしたが、無事完走出来たのでヨシとしましょう。
ランニングシーズンもいよいよ終盤。募集される大会数も減り、暑い中では走るのもなかなか厳しくなって来ます。さて残りわずかとなった今シーズン。この先はどうしようかな?
|
|
|
|