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2013/03/13(水)
WBCあるんだから野球は五輪にいらねんじゃねー
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大会前、二日間で現行ルール改正につて話し合いました。 その一部を今大会から試験的に採用し、クイーンズから正式採用とすることになりました。 一番の変更点は、場外逃避と技術回避にペナルティーを与えることです。 協会広報のM渕ちゃんにも書いてもらったのですが、勝っている選手がわざと場外へ逃げたり、組んでいても頭を相手につけて逃げ回るといった行為をさせないために今回のルールに変更しました。 レスリングは積極的に相手と戦うことが基本です。この基本に基づいた措置です。 しかし、いきなり1点を相手選手に与えるのではなく、アテンションを入れて注意喚起してから二回目以降に摘発していくこととしました。(これまでもこのルールは採用されていましたが、より厳密により積極的に摘発していくこととなりました) そこでレフェリーは“ゾーン”と“アクション”の発声が大切になってきます。 FILAルールで審判をしている先生は問題ありませんが、少年少女しか笛を吹いてない先生にはすぐに慣れなくて大変だとは思います。しかしこれもレフェリーの技術向上を目的としていますので、大切な過渡期ではないでしょうか・・・ もう一点は、コントローラーの責務が大きくなりました。 今までコントローラーの仕事は曖昧で、審判が3人いる・・・単なる3審制でした。 これをレフェリー・ジャッジの仕事とコントローラーに分けることとしました。 FILAルール同様に、レフェリー・ジャッジが点数評価をし、コントローラーが同意すればその得点が与えられます。また、レフェリーとジャッジの点数が割れた場合はコントローラーがどちらかの点数に同意します。(例えばレフェリーが1点・ジャッジが2点と割れた場合は、コントローラーが点数を表示し、『ジャッジに同意し2点等』3分の2で決議をする)また、コントローラーがどちらにも同意できなかった場合はコンソルテーションを起こすことができます(例えばレフェリー1点・ジャッジ2点となったが、コントローラーはどちらにも同意できず『今の技は3点』や『リスクなのでノーポイント』などと判断した場合は、レフェリー・ジャッジを呼んで状況説明をした後、二人の出した点数とは違う評価をすることができます。 この辺は、FILAルールに準じていてコントローラーはチェアマンと同じ責務を負うこととなります。 つまり、コントローラーはしっかりとした判断が必要となります。 この重責を担える審判員の育成が今後の課題ではないでしょうか?
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