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2005/02/12(土)
泣いたけど…やっぱりめぐは看護がスキッ!
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準夜勤でした。
病棟に行くとめぐの担当のぉばぁちゃんが個室にいました。状態も悪かった。
準夜に入って、夕飯は食べると言い、何日ぶりか、全部食べた。薬もちゃんと飲んだ。
20時くらいに後輩が血圧計ったら計れなくなった。家族呼んですぐ来てもらった。
娘は手を握ってがんばったね…って繰り返してた。 意識はあったけどだんだんなくなってった。 娘は家に帰れるよ、ってずっと手を握ってた。
深夜になるくらいから少しずつ心拍数が落ちて来た。 めぐはぉじぃちゃんを呼ぶように娘に言った。 ぉじぃちゃんは毎日お見舞いに来てた。 でも、来るとめぐに「私には喋ってくれないんです。」って言ってた。 ぉじいちゃんもちょっとボケちゃってるけど、ぉばぁちゃんのほうがボケちゃってて、でもなんか2人にはほわぁ〜んとした雰囲気がいっつも漂ってた。 何日かまえ、ぉじいちゃんは今でもぉばぁちゃんが帰ってくると思ってて、布団にぉばぁちゃんのパジャマを入れて寝てるって聞いた。ぉ正月の外泊の時もずっと添い寝してたって聞いた。
そんなぉじぃちゃんに娘はぉばぁちゃんの命がもぅ短いことをずっと言えずにいた。でも・・・今日の昼間打ち明けたって言ってた。
ずっとずっぅーとラブラブだった2人だから、最後にめぐはぉじぃちゃんにあわせてあげたかった。。。
「できるだけ早く連れてきて。」って娘が家の孫に電話をかけた。 それまで、めぐと娘さんは「お疲れ様」って気持ちでいっぱいだったけど、「がんばって」って気持ちになった。 せめてぉじぃちゃんが来るまで・・・。
めぐは勤務が終わり、ぉじぃちゃんもまだ来ない・・・。
心拍数は下がってるものの、小康状態・・・。
娘さんにお別れを言って帰ることにした。 めぐがお別れを言いに行くと決めたら、ナースステーションにいたみんながすっごく静かに送り出してくれた。
泣かないって決めて、お別れを言った。 「本当にありがとうございました。」って言われて、ほんと泣きそうだったけど、まだがんばってるぉばぁちゃんの前では泣かなかった。
ナースステーションに戻って「お疲れ様」って先輩に言われて泣いちゃった。。。
めぐが帰ってすぐ、ぉじぃちゃんは到着したらしい。心臓が弱いぉじぃちゃんを真夜中に呼び出すのはすっごく心苦しいことだったけど・・・。 ぉじぃちゃんが到着して数分後、ぉばぁちゃんはぉ星さまになった。。。 まるでぉじぃちゃんを待ってたみたい・・・。 勤務してた看護師だけでなく、みんなみんなそぅ思った。
最後に、めぐがお願いしてあったとぉり、娘さんがエンゼルメイクをしてくれた。
すっごく好きなぉばぁちゃんで、いっぱい手も焼いたけど、みんなに愛されてて・・・。
人の命がなくなるたび、「みんないなくなっちゃうから、ヤダ。」って思うけど、今回はホントに家族の大切さとか、大事な人の大切さを知った。 いなくなるのは悲しいけど、しょうがないこと。。。 めぐはそのしょうがないことに向かう残された時間を「もぅ、しょうがないよ。」ってなるんじゃなくて、「キラキラした時間」にするお手伝いがしたいと思った。
緩和のナースにはなれないだろうけど、めぐは老年看護好きだし、これからもがんばっていけたらなって思った。
人の死はおわりじゃない。 めぐの中に、今まで関わったすべての人が生きてるよ。
はっちゃん・・・めぐははっちゃんに会えてよかった。はっちゃんはめぐのこと覚えてないだろうけど、10月から4ヶ月間、楽しかった。最期、がんばって!なんて酷なこと言っちゃってごめんね。でもね、めぐはどぅしてもぉじぃちゃんに会わせてあげたかったんだよ。入院してボケちゃってからは会話もなかったけど、ぉじぃちゃんは面会のたびにはっちゃんの手を握ってたの、めぐは知ってたから。最期の日にぉ風呂入って、ご飯もいっぱい食べて、娘さんにメイクしてもらって旅立ったはっちゃん。天国でだいすきなぉじいちゃんを待っててあげてね。今度ははっちゃんが待ってる番だよ。・・・いつか・・・いつかめぐも行くから、そしたらまたいっぱいぉ話しよーね。。。おつかれさま。ありがとう。
↓大好きなはっちゃんと。
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