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2005/06/16(木)
大木は枯れない
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シイタケの原木を切った小野の山に直径40センチ位の大木が10本ほどあります。シイタケの原木に利用するのには太すぎるのです。利用できる分を残してこの10本ほどを処分したいのですが、伐採するにも電線などが邪魔をしているため立ったまま枯らすことにしました。最初のこぎりで周りに傷をつけて「これでそのうち枯れるでしょう」とたかをくくっていました。虫が入った木などはすぐに枯れるのを知っていたからです。しかし全く枯れません。それどころか傷をつけて部分が膨らんで以前にも増して元気そうです。のこぎりでは駄目だったのです。今度はチェンソーで周囲に4〜5本の切り傷を付けました。今度は大丈夫のはずです。切り口が広くダメージが大きいと判断したのです。ところが、6ヶ月ほどして行って見ると木には何の影響も与えていません。ますます元気です。どうしたら立ったまま木を枯らすことが出来るのでしょう。思案の末、今度はチェンソーを寝かせて大木の中心を+字のように穴を開けました。チェンソーのバーを突っ込んで切ったのです。何が何でも今度は枯らすことが出来ると自信をもって、行って見ると木には何の変化もありません。なんという結果でしょうか。立っている木を人為的に枯らすことがこんなに難しいことだとは始めて知りました。
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