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2016/02/02(火)
年金坂
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キャメロン会の皆が利用しているヘルテイジホテルへはだらだらとした登坂が続く。誰が名付けたのか「年金坂」と呼ばれており通るたびに「いいネーミングだなぁ」と感心する。日本の年金世代の人たちが大勢、それぞれの歴史を背負って通る姿は現地人から見てどう映るのであろうか。 私はいつも「この坂道を歩いて登れなくなったらジ・エンドだな〜」と苦笑しながら通っている。なんだか体力検査をされている気分。この坂道の途中にイギリス系の教会がある。妻にスカイプでこれから礼拝した後、市内観光へ行ってくる、と伝えて軽やかに門をくぐったものの少し気位の高い雰囲気でおじけた。説教はすでに始まっていた。 正面に十字架に処刑されたキリストの像がリアルで気持ち悪いほどだった。見るにつけ両手首を釘で打たれた残酷な場面で「父よ彼らを赦したまえ」と言えるのだろうか?私の想像を超えた言葉だな〜と、ホンマだろうかと?さらにもう一つ 神は「あなたがたに耐えられないような苦痛を与えはしない」と言われたがこの像を見て、嘘ではないのだろうか?信じていいのだろうか?・・・と 私の信仰心はこんなもので笑われる。
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