変な日記帳
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2004/03/16(火) ずっと・・・。
今日は前にも書いていた通り、卒業式でした。
先日泣くと豪語していた私は、案の定泣きました・・・。
卒業生の答辞を読み上げていた時から涙ぐんできまして・・・。
最後の歌の時には声が出ないところもたくさんありました。
それ程、私にとっての中学校生活というものは、かけがえのないものでした。
これ程楽しいことなど、もう一生無いでしょう。
しかし、別れというものからは逃げられません。
色々ある人生の無常の中でも、一番、耐えがたいものではないでしょうか。

泣いてしまった私ですが、式ではまだ耐えていたんです。
「これは、仕方の無い事。ずっと一緒にいることなどできないのだから」と。
でも、式の後教室に戻ってきた私達の中の一人が、同じく戻ってきた先生に
泣きながら抱きついた時、私は涙を止めることができませんでした。
『やっぱり、別れたくない。皆と一緒にいたい・・・』
そんな思いがこみあげてきました。
しばらくして、先生のお話がありました。
その言葉は、どれも心に染み入るものばかりで、感動しました。
そしてそのお話が終わった後、私達は先生の為に歌を歌いました。
「あおーげばーとおーとしー わがーしのーおんー・・・」
・・・涙で声が詰まるばかりでした。
でも、何かが私の中からすぅっと抜けていくような気がしました。

『先生、ありがとうございました。』

皆でお金を出し合ったプレゼントをあげました。
そして・・・もう一つのプレゼント。
4月に書いた、学級目標・・・「ぞう組」。
『ぞうは、皆で助け合って生きているんだ』
ということを、先生に教えてもらって決まった目標。
それが書いてある紙の裏に、先生への、クラスひとりひとりのメッセージを書きました。
卒業生が去ることを告げる「ベストフレンド」が流れるのを聞きながら、
先生に紙をはがしてもらいました・・・。

私達は、本当にぞうのようなクラスでした。
助け合い、頑張った1年間・・・ずっと、一緒でした。
私は今、思っています。
『私達は、離れ離れになってもずっと、ぞう組。
 また今度皆と会うときには、笑いあおう・・・』



私はこの日をずっと、忘れません。


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