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2004/12/08(水)
ええっ!?
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ぼくはえーーっと、あれです。あの、血液を抜くのがとてつもなく嫌いなんです。トラウマなんでしょうねぇ、ええ。
その昔、おれがまだまだあどけなく、か〜わいい小学生だった頃、肺炎になりかけて毎日毎日病院で検査のために血を抜かれた。毎日だぞ。ありえないし。これがありえたわけだけど。毎日毎日血を抜くものだから右腕も左腕も穴だらけ。小さかったぼくはアニメの絆創膏を貼ってもらえることで最初は我慢していたものの、そのうちそれが何の魅力でもなくなってきた。しかも、おれがその絆創膏に魅力を感じなくなくなったのを感じ取った看護婦さんは普通の絆創膏を貼るようになってしまった。確かに魅力ではなくなったものの幼心に少しはうれしかったのに・・・。わかんないやつめっ。 まあ、そんな辛い日々を乗り越えて今日のぼくに至るわけですが、きっとその頃のことがトラウマとなっているのだろう。とにかくおれは血を抜くのが嫌いだ。注射は平気だけど。
そんなおれだから、こんな事もあった。 いつだったか、献血キャンペーン(?)を道端でやっていた。「献血お願いしまーす」と、声をかける係りのおじさん。無論、おれは興味がない。おれは冷たくも、素通りしたかった。だが、運悪く声をかけられてしまったのだ。人通りは多かったのにおれはその中から選ばれてしまった。 「献血お願いできますか?」 おれはこんな風に言われたのは初めてだ。ちょっと強制的じゃないか?これは断るの勇気いるし。でもおれは断った。 しかし、そのおじさんは食らいついてきた。こう言えばおれの気が変わるとでも思ったのだろうか。 「献血すればジュースももらえますよ〜」 そんなに俺はジュースにひかれそうな雰囲気をかもし出していたか。ジュースにひかれて献血するやつなんてそういないし。善意でするんだろっ。 しかし、それでもおれは断った。とんだ冷血漢にみえちゃうな。それでおじさんは最後にこう言った。 「え?ジュースいらないの?献血したらもらえるのに。」 ふんっ。ありえないし。おれはそんなにジュースに飢えていそうだったのだろうか。鏡で全身チェックしちゃうし。ジュースで献血を呼びかけるのはいかがなものだろうか。おれは問題提起します。
で、なんでこんな話をするかと言うと、おれは来週、血液検査をうけることになったからです。あーー憂鬱。ものすごくやだし。 あーやだやだ。 現場では震えちゃうし。注射針、見ることもできないし・・・。
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