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2004/05/19(水)
バナナ事件
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今日は大変な事がありました。近所のスーパーに行ったときの事です。 入ってすぐ目の前にある果物コーナーで、パイナップルとバナナが目に入りました。 パイナップルが1個210円だったので(安い!)2個買おうか1個にしようか私が悩んでいると、 バナナを見たみゆうが「バナナ買いたいっ!」と言い出しました。「今日は買わないよ。」というと大騒ぎ。 「バナナ買って〜!バナナ買いたい〜!バナナ食べたい〜!(叫)」 「今日はパイナップル買うから、バナナは買わないんだよ。」 といっても全然聞きません。もう大騒ぎ。顔を真っ赤にして叫ぶ叫ぶ。大きな声でバナナバナナと大泣きします。 「大きな声出して泣いたら買ってもらえると思ってるの?」というと泣きならが「うん。」だって…オイオイ ほんとは買ってあげても良かったんだけど、(128円だし)でも初めに今日は買わないって言っちゃったし、 泣けば買ってもらえると思うようになったらダメだなーと思って、 心を鬼にして、断固戦う決意を固めたママは、周りの人の冷たい視線にも耐え、牛乳を取りに行ったのでした。 みゆうはその間も、「バナナ買って〜(泣)」と繰り返します。 でもママはそれを振り切って牛乳を持ってレジの近くまできました。 みゆうはストライキを起こし鼻水をたらしながら泣き、ママをつねったり、商品に八つ当たりしようとしたりします。 みゆうはいつもあんまり買って買ってとねだったりしないし、したとしてもこんなに騒ぐ事ってなかったので、びっくり。 でもさすがにこれだけ泣かれるとイラっとしちゃって、 「もうおいていく!」とママが言うと、本気で置いていかれると思ったみゆうは必死にママにしがみつき、 「バナナ買って−(叫)!みゆうバナナずっと前しか食べてないから食べたいんだもん。 バナナ今日は高い日だから買わないの〜??今度安い時買って〜(大泣)」ママもさすがに恥ずかしくなったよ… 「泣きやんで、大きい声出すのやめたらおいていかないから」と みゆうをなだめ、何とか泣きやんだみゆうといっしょにレジに向かったのでした。
家に着くとみゆうは「ママごめんね〜、さっきはみゆう泣いたりしてごめんね〜。」とママのご機嫌をうかがっています。 「あんなふうに泣いたって、ママが買わないって言ったら買わないんだよ。今度からしないでね。」というと 「うん、わかった。でもみゆうすぐ忘れちゃうんだもん」 「じゃーまた今度何か欲しい時泣いちゃうの?」 「ううん。泣かないよ。もうみゆうお約束するね。指きりげんまん♪というわけで仲直り。
夜みゆうの寝顔を見ながら、今日はきつく言いすぎたかなー? やっぱりバナナくらい買ってあげればよかったかなー?なんて思ったり。
パパが帰ってきてから、この事を話すとパパは「みゆうはおもしろい!」といって大爆笑。 そりゃそうだ、その場にいなければ笑い話だもんね。
「ママがいいと思うようにすればいいんだよ。子育てには正解がないから。 心配ない。みゆうはいい子に育ってるよ。」ってパパが言ってくれたから 心のとげとげが少しまるくなったママは、安心して寝る事ができたのでした。
それにしても、みゆうはそんなにバナナ食べたかったんだろうか?
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