|
2007/11/05(月)
監督Sの開発小話(その8)
|
|
|
監督S「こんにちは!監督Sです!!」
攸梗 「…攸梗です。」
監督S「里長紹介もついに最後だね!攸梗くん!」
攸梗 「はぁ、そうですか。」
監督S「最年少里長としてどう?やっぱり仕事キツイ?他の里長と話合わない?」
攸梗 「いいえ、別に。」
監督S「…あのさ、攸梗くん。」
攸梗 「はい?」
監督S「満面の笑みを浮かべろとは言わないけどさ、せめてもう少し愛想良くしようよ。」
攸梗 「拒否します。」
監督S「…そこまでキッパリ言われると、逆に清々しいわね。」
攸梗 「そうですか。それは良かったですね。…ところで、もう帰りたいのですが。」
監督S「駄・目!ちゃんと龍(王其)さんに許可取ってるんだからね! 私が良いと言うまでは、ここにいてもらう!!」
攸梗 「……龍(王其)様、余計なことを…」
監督S「ふぅ…君は何だってそう可愛げが無いのかしらね。」
攸梗 「貴女に“可愛い”と思われても迷惑なだけですけど。」
監督S「…ホント可愛くない。」
攸梗 「人間の為に行動するなんて有り得ませんよ。龍(王其)様の命令だから 仕方なく付きあってるんです。勘違いしないでくださいよ。」
監督S「……失神するまで、くすぐってやろうかしら。」
攸梗 「…え?」
監督S「くすぐったら、その仏頂面も崩れるでしょ(ワキワキ)」
攸梗 「ちょっ……その手付きは何ですか…!!」
監督S「…くすぐろうかな、って(ワキワキ)」
攸梗 「や、止めてくださいよ!気持ち悪い!! 判りました…判りましたから!ちゃんと相手しますから、その手は止めてください!」
監督S「…良し。止めてやろう。」
攸梗 「………はぁ…」
監督S「えーと、じゃあ質問ね。攸梗くん以外にも人間嫌いの精霊っているの?」
攸梗 「当然です。龍(王其)様は人間好きですが、だからと言って 配下の里長全てが人間好きではありません。思想は個人の自由でしょう?」
監督S「なるほど。確かに人間も個人の思想は自由だしね。 …でも、あんまり人間嫌わないで欲しいけどなぁ。寂しいじゃない。」
攸梗 「………。」
監督S「仲良くしようよ、ねっ?」
攸梗 「………さて、もう良いでしょう?そろそろ仕事に戻らせてください。」
監督S「…冷たいの。では次回のゲストは…………うっ」
攸梗 「?どうかしましたか?」
監督S「……何でもない。それでは皆様、さようなら〜!!」
攸梗 「…??次が誰か言わないんですか?……まぁいいか。それでは失礼します。」
―終―
|
|
|