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2007/12/25(火)
監督Sの開発小話(その10)
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監督S「こんにちは…監督Sです。」
監督S「皆様ご存知かとは思いますが、今回のゲストは極悪非道の針羅さんです。」
監督S「アイツが普通に招待して来るハズがない!! なので――――ワタクシ自ら精霊界のいたる所にマイクを仕掛けてきました!」
監督S「針羅さんが上手く引っかかったら、そのまま対談へなだれ込みましょう!」
------数時間経過------
監督S「ぬぅ…遅い…」
針羅 『――――何だ、これは。』
監督S「!?来た!準備はいいですね!?こちらの音声も送信しますよ!」
針羅 『…見た事のない形状だな。地球の物か?』
監督S「し、針羅さん、こんにちは!」
針羅 『!?――――誰だ、お前は。』
監督S「監督です!どーも初めまして!これから対談を――――」
バキッ
監督S「……壊された。でもまだ次がある!」
------数分経過------
針羅 『…ん?ここにもか。』
監督S「あっ、針羅さん――――」
バキバキッ
監督S「うぬぅ!あの破壊神めぇぇ!次は逃がさんぞぉぉ!!」
------数分経過------
針羅 『……いくつ置いている。うっとおしい。』
監督S「針羅さん!次壊したら後悔しますよ!?」
針羅 『ふん…何をするつもりだ?お前など一瞬で消せるぞ。』
監督S「ふふふ…私を甘く見ないことね!こっちには人質がいるんだから!」
針羅 『人質だと?無意味な――――』
監督S「灯ちゃんは私の手中にありますの。 そっちが協力しないなら、灯ちゃんは永遠に地球に監禁ですよ?」
針羅 『……なるほど。この私にそこまで言うとは面白い。その虚勢に免じて一つだけ質問に答えてやろう。』
監督S「え、一つだけ?」
針羅 『破格の待遇だな。感謝するがいい。』
監督S「(どこがじゃ!)え、えーとえーと…しまった、どれにしよう…」
針羅 『早くしろ。私は忙しい。』
監督S「(人類の為に休んでろよ!)え、えっと…その… ――――好きな女の子のタイプは!?」
針羅 『………。』
監督S「………(しまった…一番どうでも良いこと聞いちゃった…」
針羅 『…私の役に立たない人間は必要ない。――――くだらんことに時間を割いてしまったな。』
監督S「あっ…あの、もう一つだけ――――」
バキバキバキッ…ミシッ
監督S「……踏み潰し音に憎しみがこもってるわ…。しかも針羅さん…それ“好み”と違う…。」
監督S「あーでも仕事はやり遂げたわ!!」
監督S「皆様、本日はこれまでです!ではまた!さようならぁ〜〜!!」
―終―
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