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2008/06/23(月)
寝ずの番。
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人はいつか死ぬもんです。 もしかしたらそれは明日かもしれない。 「明日また言ったらいいか」何て思って毎日を過ごしてたら、伝えきれずに【お別れ】する事になるかもしれない。 彰洋君の表情を見てたら、単に眠っているだけのような安らかな顔で、今にもむくっと起き上がってきそうです。 しかし話しかけても返事はありません。 【今までありがとう】 僕は寝ずの番をしながら【写経】に気持ちを込めて筆を走らせました。 明日、棺桶に入れてもらおう。
人に対して、伝えなくてはならない言葉が脳裏をかすめたら、それが伝え時なんかもしれませんね。 家族に対して「ありがとう」 好きな子に対して「好きです」 仲間に対して「明日もよろしく」 その他、いっぱいの言葉達。 何かそんな事を考えた夜でしたわ。
しかし彰洋君はいい表情やわ。 十年前、おじいちゃんもスッゴいいい表情ったしな。 山本家の死に顔は、安らかでいい表情であります。
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