山ちゃんの生活
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2004/07/01(木) プロ野球について思うこと
先日、アテネオリンピックの野球の代表選手が決定したというニューズが流れていました。これについて、スポーツナビのコラムでは、一球団二名という選考枠が足かせとなって最強のチームが組めなかったという意味のことが記載してありました。結局ペナントレースとオリンピックを平行して行うことに無理があるような気がします。
思えば4年前のシドニーオリンピックがプロ野球選手が参加した初のオリンピックでしたが、参加したのはパリーグの選手だけでした。これについて、参加しなかったセリーグ、特に巨人が批判をあびたようです。しかし、この批判についてぼくは釈然としない思いがしました。オリンピックとプロ野球は全く違う歴史をもつ全く別の組織ではないか、アマチュアのスポーツの祭典でプロ選手の参加を認めていなかったオリンピックが80年代の半ばに突然商業主義化してプロ選手の参加を認めるようになったからといって、全く別の組織であるプロ野球がドリームチームを結成してオリンピックに参加しろというのはあまりにも乱暴な話ではないかという気がしました。そういう意味では、読売の渡辺社長の言う「日本のプロ野球はIOCの下部組織ではない」という主張はぼくは正論であると思っていました。
しかし、ぼくは野球の国際化に反対しているのではありません。野球の国際化はぜひすすめてほしいと思っています。問題は将来的に野球の国際化をどのようにすすめるのか、その中でオリンピックやペナントレースをどのようにするのかということ、野球の国際化のための長期的な展望が全くみえてこないという点です。前のオリンピックにはパリーグだけ参加、批判されたから次のオリンピックにはセリーグも参加、しかし1球団2人までペナントレースは現状維持という今までの流れは、長期的な展望を欠いたその場しのぎの行き当たりばったりなやり方といえるのではないでしょうか。今回はこのやり方でいくにしても、次のオリンピックはどうするのか全く見えてきません。
このように、長期的な展望がみえてこないという点では、国際化だけではなく経営という点でも同じような気がします。ある球団は赤字であえいでいるのに他の球団は金の力で選手をかき集め、選手全体の年俸を高騰させるでは、球界全体の活性化にはならないと思います。球団のトップが、自分の球団の健全経営のみを考えるのではなく、球団全体が健全経営するにはどのようにしたら良いかという視点で物事をかんがえるべきではないでしょうか。
現在、プロ野球は合併騒動でゆれています。自分としては、今プロ野球界に長期的な視点にたった国際化推進計画と1球団単位で考えずプロ野球界全体の健全経営計画を示してほしいなと思っています。



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