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2004/09/05(日)
田沼意次
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先日、大学時代に勉強した浅間山の大噴火に触れたので、同時期の政治家田沼意次も振り返ってみたいと思います。 一昔前だと田沼意次というと、賄賂を横行させ、堕落した政治をもたらしたという印象がありますが、最近では違ってきているようです。田沼意次の政治は、幕府の財政の回復のため経済活動を活発化させ、それにより歳入の増大を図ろうとしたそうです。しかし、彼にとって運が悪かったのは、ちょうど同時期に浅間山の大噴火や天明の飢饉が起きてしまい、これらが原因となって失脚してしまったそうです。 現代の話ですが、地球規模での環境破壊が訴えられていますが、それについて一番怖いのはその結果起こされる政情不安ではないでしょうかね。
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