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2005/02/25(金)
大事に大事に。
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今日吐いてしまった。 最近、胃が痛くてしょうがなくって、今日は一日中気持ち悪かった。 私は、何かあるとすぐ胃にくる。 母親の入院中も、一度胃炎で何故か救急車デビューをした。
だんな様に怒られた。 『一人の体じゃないんだから、考えすぎんな!』 そう言われたって、どうしようもない。
朝起きるとあの子の名前を呼んでしまう。 毎日一緒に寝ていたから。 あの子はずっと私たちの寝室にいて、夜はずっと一緒に寝ていた。 起きたらあの子に挨拶するのが日課だった。 私が起きるとあの子もにゅ〜んとか言いながらお布団から出てきて、 そんな時『ホラ、今日もいいお天気だよー』とかゆってた。 今もまだそうしてしまう。
お昼寝しに寝室に行くと、あの子はまたにゅ〜んと嬉しそうにお出迎えしてくれた。 本当に純粋で愛くるしくて可愛い子だ。 もちろん、馬鹿なとこもいっぱいあるけれど。 でも基本本当に優しい子。
今日お昼寝するとき、やはり寝室で泣いた。 一日何回泣いてるのか、もはやわからなくなってきている。 ひとしきり泣いたあと、仰向けのまま携帯電話を取った。 そのまま手が滑って鼻にこつんと当たった。
何だかあの子に突っ込まれた気がした。
『やぁちゃん、そんな泣かないで』
そういわれた気がした。
母親が他界したとき、やはり私はよく泣いていた。 そのときもやはりその子は自室にいたので、よく心配してくれていた。
何だか、私のほうがあの子の子供みたいだ。 あの子の方がよほど父性もあるし、何だか包容力さえ感じる。 あの子の息子が病気のとき、あの子はうんとよく面倒を見ていた。 私も、あの子にとってたまにそんな感じになるのだろう。
しっかりしなくてはなぁとなんだか思える時間が長くなった。
自分の弱いところは、少しはわかっている。 わかっているのに、なかなか直せないのがもどかしい。 昔の自分は、人から『氷君』といわれるほどに冷たい人間だった。 そのころの自分なら、今も何も感じず暮らしていただろう。 それよりは、今の自分のほうがずっと好きだとは思う。
後悔しないように生きているつもりで、人はどうして後悔ばかりしてしまうのだろう。 でも、その後悔が自分を成長させるためのものならば、あの子に何かを学ばなくちゃ。
わかってる。
あの子の様に一生懸命人に優しく生きたい。 周りのみんなを幸せに出来たらいい。
猫たち、子供、そしてだんな様。
私の家族を、私はたくさん愛して、たくさん幸せにしたい。
来月には、こんなこと考えてるような暇もなくなるほど忙しくなるのだろう。 私は母親なんだ。
私があの子を思って泣く様に、私の周りで確かに私を思って心配してくれる人がいる。 ならその人に心配かけないように、自分も大事にしなくちゃ。 そろそろまたちゃんと暮らせるように頑張らなくちゃ。 いつまでも悲しんでばかりでは、あの子に申し訳ないもの。
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