ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2009年9月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
最新の絵日記ダイジェスト
2012/05/06 Garden
2012/04/02 4/1
2012/02/01 恋スル月
2012/01/01 ことしもよろしく
2011/12/24 ながい夜

直接移動: 20125 4 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 

2009/09/29(火) Epidemiology

「疫学」について以前から知りたいと思っていたので
調べてみようとしたのですが何だかさっぱりわからず^^;;
とりあえず、それっぽい小説を一冊
読んでみることになったのでした。^^


『エピデミック』
著者:川端裕人

東京近郊のある地域で発生した謎の感染症
をめぐるお話です。
時期はずれのインフルエンザが流行っている以外は
何の変わり映えも無いような、一見、のどかで平凡な町に
疫学者である主人公が訪れ、
未知の感染症の疑いのある病気のもとを探り
正体を突き止めようとします。
重症化していく患者。
感染地区に封鎖されパニックに陥る住民たち。
院内感染を怖れる医療現場・・・。
その中で
フィールド疫学者と呼ばれる人たちが
「疫学」という知識の道具を使い、真相に迫っていく。
という感じのストーリー。

じつに、おもしろかったです〜;;
(疫学のことがだいたい理解できれば…って感じだったから
ストーリーにはあまり注目していなかったんですが)
最初から、ひきこまれていきました。

患者の発症シーンがまず恐くて印象的。
そして感染源が潜んでいるはずの
どこか異質な空気を含む町の様子。。。
フィールド疫学者が町の中をいろいろ廻っては、
人々に話を聞いたり
気になるポイントや建物を調べたりするのですが
町のいたるところにあやしいものがあって
マスク無しで入っちゃぜったいやばそうな
いかにも何かありそうって場所も多々あって。
RPG?的要素もあり^^

可能性を絞っていくごとに発揮される疫学の手法。
(図入りで説明されていたv)
読み終わる頃には「疫学」が
頭の中にすっぽり入っていた…という感じでした。


ほど良くSF的要素もありv微量ですが。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.