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2006/07/14(金)
鳥栖-門司港-小倉-博多
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研修のカリキュラムが思ったより早く終わって、午後4時には鳥栖の駅へ戻ってこれた。 帰りは寝台夜行列車の切符を取っているので、博多駅に10時半までに着ければ良い。 金曜日に九州から帰るというシュチュエーションは無いと思われるので、新幹線ではなく今や貴重な客車寝台列車に乗る事にした。
でも時間があり過ぎるので、その場で思い立って福岡県は門司港に行く事にし、スーツから私服に着替えて小倉行きの特急に乗った。 九州の特急電車はデザインの奇抜なものが多く、車内の内装も凝っており私の乗った有明22号はアニマル柄のシートだった。
小倉から普通電車に乗り換えて門司港へ向かう。 この電車も2列シートで快適だった。
門司港駅は古く荘厳な駅を生かしてレトロな雰囲気で細かく改装しており、駅から港にかけても「門司港レトロ」として観光誘致を積極的に進めているみたいで、古い建物を改装しているモノが多く良い雰囲気に仕上がっている。 古い倉庫を改装したらしい「門司港 地ビール工房」で一杯やりたかったが、結構混んでいるのと一人では入り難い雰囲気と歯が痛いので諦める事にした。 このへんは「携帯日記実況版」を参照。
再び小倉へ戻って来て駅周辺を散策。 街中に観覧車が出来ていたり(まるで大阪は梅田みたい)と再開発が進んでいるようだった。 駅ビルも面白い造りになっており、ビル内のコンコースの切符売り場の真上にモノレールが乗り入れてきている! なかなか既成概念から離れたデザインで、未来の建物といった雰囲気だ。
小倉からは新幹線で博多へ戻る。 たった1駅の距離だ。 ホームで電車を待っているとき突然の夕立が降り始めてきて、雨の境界をはじめて見た。 50メートル程先の所に幕がかがった様に激しい雨が降っており、コンクリートの地面で激しく雨が弾けているのが見える。 でも自分のいる所は雨は降っていない。 そして、その雨の幕が人が歩く速度くらいで近づいて来るんですよ・・・ 気付かなければ何ともない突然の雨だが、境界を見てしまうと少しばかり恐怖感と好奇心の入り混じった感情が芽生えた。
博多に戻り土産物屋で明太子を購入。 自分の家を含めて何箇所かにクール便で送った。 寝台列車で食べる駅弁を買おうと思ったが、歯が痛く食べられそうもないので、ゼリー系の飲料とみかんゼリー等を購入。 ・・・少し虚しい。 午後10時半、寝台特急「なは・有明」京都行きに乗車。 3連休の前日らしく結構な人が乗り込んでいく。 私の席は6号車の4番、A寝台の個室だ。 6号車の定員は10名なので、けっこうゆったりしている。 ベットは電動リクライニングで、テーブル簡易洗面台、テレビ&VHSビデオデッキ(DVDじゃないのが時代の古さを感じる)等の設備で、別にシャワー室もあるのでタオルやシャンプーなどのアメニティーセットに持ち帰り可のタオルのスリッパもある。
日付の変わる頃、関門トンネルを抜けて本州に入った様だった。
<一日一撮> 近未来的駅構内 ・JR小倉駅
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