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2004/11/21(日)
寄り道と遠回りの醍醐味
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今朝の琵琶湖近辺は快晴。 お昼頃に東京へと向かう。今回は新幹線でなく車で行く事にした。 アパートの近所に1日900円のコインパーキングがオープンしたので、当分はここに止めて置く予定。
途中多賀サービスエリアに寄る。 ここのサービスエリアから徒歩10分の所の、廃墟になった公園に蒸気機関車が展示されたままになっているというので、その写真を撮りに行く。 公園は廃墟になっており、奥にある遊具の所は雑草が生い茂り、容易に近づけなかったが、蒸気機関車は手入れをする人がいる様で、思った以上に状態よく保管されていた。 公園の奥に、綺麗に色づいたモミジの樹を発見。 今年は美しい紅葉を観る機会が無いだろうと諦めていただけに、思わぬ収穫。
サービスエリア裏の多賀町物産店で竹炭が1kg千円で売られていたので、2kg購入。 適当な籠を100均で買って、部屋の消臭剤をつくろう・・・ これもちょっとした収穫!
小牧からは東名高速ではなく、山間部を走る中央自動車道を選択する。 天気が良いし、アルプスの山々を見ながら走るほうが楽しいと思ってのルート選択。 しかし、少し走ったところで山の方には灰色の雲がかかっているのが見え、山は見えなかった・・・ でも沿道の紅葉を見ながら走るのは楽しく感じる。 時折落ち葉が風に舞って、車にも降り注いで来る。
午後3時頃、瑞浪を過ぎた頃から雨が降り出した。 山の天気は変わり易い。 しかし、南側から低く太陽の光が差し込んで来ているので、天気雨になっている。 昔風に言うと、狐の嫁入り。
車を走らせ続けていると、雨はどんどん激しく降っていくのに、不思議な事に陽の光は降り注いだままの状態が続いている。
道路の先に虹が架かっていた。 土砂降りの雨の中、陽の光がオレンジ色に輝いており、車の周りを落ち葉が舞い踊っている。
しばしの間、メルヘンな絵本でもここまで描かないだろうという様な、現実離れした風景の中を走っていく。
少し遠回りして、中央道を選んでよかった。 遠回りすると、普段見る事のない景色に出会う事があるが、今回の景色は最高だった。 瑞浪で狐の、盛大な結婚式があったのかもしれない。 そのご相伴にあずかったのかもしれないなぁ
東京まであと60kmという所で渋滞につかまり、渋滞を抜けるのに3時間もかかってしまい、アパートに着いたのは午後9時半でした。
<今日撮った写真> 高速道路に架かる虹 とっさにノーファインダーで写しました 陽の光もさしており、ホントはもっと明るかったんだけど、そこまでは写っていませんでした。
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