|
2004/12/05(日)
クリスマスの歌なんか聞えない
|
|
|
昨日の夜から降り出した雨は次第に激しくなっていき、強風も吹き始めて、明け方雨戸のシャッターを揺らす音で何度か目を覚ました。 目覚めた時は台風一過の様な青空が見えていたが、風はまだ強く吹いており、強風と共に不気味な雲も見えた。
ニュースを見ると、新幹線の運転が見合わされたり、空港が閉鎖されたり、電車に倒木がぶつかったりしたらしい。
今日も午後から少し秋葉原に寄ったあと、すぐ隣の末広町の街かどのスナップを撮ったりした。 秋葉原駅前再開発のビルを望むなか、昭和の匂いを残している。
クリスマス商戦に沸く秋葉原とは対照的に、静かな時が流れていた。
帰りの車のラジオから、オフコースのさよならが流れてきた。 昭和のフォークソングの特集をやっている様だった。
フォークソングの主人公達は、振られて、諦める事に慣れていて、健気でハッピーエンドとは縁の無い暗い性格だったりする。 今風に言うと「負け犬」だ。
でも当時はそんな事でも、当たり前だった。 悲しみや心の痛みと向き合っていた。 そこから優しさというものを学んでいった気がする。
負け犬が悪い事とされる今は、どこから優しさを学んでいるのだろうか・・・
<今日撮った写真> 風の強さを物語っている雲 江東区より北側を望む
|
|
|
|