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2004/02/28(土)
海の駅
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今日は以前から気になっていた駅へと、電車を使って散歩気分で行って来ました。
その駅は、東京湾の海に面した防波堤の上にホームがあり、ホームの背後の手すりの下は海という、鶴見線の終点・海芝浦駅です。
京浜東北線の鶴見駅で、鶴見線の乗り場へ上がると、重厚なリベット留めの鉄骨で造られた屋根に覆われた、鶴見線のホームが現れました。 2本の線路と、対面式の2つのホームが、まんなかに柱の無い巨大な屋根で覆われており、古いヨーロッパのターミナルを連想させるホームでした。
ここから3両編成の黄色い電車は、工場地帯を縫うように走り、途中の小さく古い、木造の駅に止まりながら、終点の海芝浦に到着。
電車のドアが開くと、潮の香りが流れ込んで来ました。
ホームの向こうはすぐ海で、遠くにベイブリッジも見えていました。 改札の外は、東芝の工場敷地なので、一般の人は駅から出る事は出来ません。 電車から降りた人達は、すぐに工場の中へと消えてゆき、発車までの20分程の間、駅は静寂に包まれていました。
改札の外には出られませんが、ホームの脇に小さな公園があり、ここで海を眺めているのも良い感じでしたが、まだ海からの風は少し肌寒く感じました。 もう少し暖かくなれば、電車を一本やり過ごし、1時間に1本の電車を待ちながら、退屈を楽しむのも良いかと思える場所でした。
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