|
2004/05/18(火)
マッスクヘッドルーム
|
|
|
20分後の未来・・・
上記のテロップで始まるアメリカのTVドラマは、政府が大衆の不満を、TVを見せつづける事により押さえつけるという、暗く陰鬱な近未来を描いたSFドラマでした。 その世界は、至る所にTVが設置されており、TVにOFFスイッチを付けるのは重罪とされており、人々はただTVを見続ける事で、ストレスを誤魔化しているという、馬鹿げた世界を描いていました。
今日は仕事の外出先からの移動に、地下鉄半蔵門線を使いました。 東京の鉄道は、半端じゃない程込みます。 山手線等の一部の路線では、ラッシュ時に座席の無い、貨車の様な車両が走っています。 当然、ストレスが溜まります・・・
半蔵門線を走っている新しい車両は、各ドアの上にTV2台ずつ付いており、片方では延々と番組が提供され続けていました(もう片方は各種案内)。 そういえば、山手線の新しい車両にもTVが付いている・・・
東京という街は、人が多すぎる 人が多過ぎるとストレスが蓄積される 私の知り合いは、電車の中等で人の多さに耐えられないので、ただひたすらヘッドホンで音楽を聴き、目を閉じで自分の世界へ閉じ篭るのだそうだ。
20分後の未来な出来事は、実は気付かないうちに現実のものになっているのかもしれない・・・
|
|
|
|