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2004/05/02(日)
帰ってきました
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帰ってきました! ・・・でも、帰るって、どういう事なんだろう・・・
連休2日目の朝、疲れがたまっているせいか、午前10時頃に起床して、関西へ帰る準備を行う。 連休明けに、急遽大阪での仕事が入ったので、スーツや仕事用の鞄なども用意していたら、キャスター付きの大きな鞄の中身は、半分以上が仕事用の物で埋まってしまう。
連休も2日目とあってか、午後の新幹線の指定券は、30分後の列車なら空席がある状態でした。 でも乗車率は90%以上で、座れたのは3列席の通路側。
抜けるような青空の下、3分前に発車した列車を追いかけるように、JR西日本の「のぞみ」は東京駅から滑り出す。 車内放送のメロディーで「いい日、旅立ち・西へ」が流れる。 これがJR東海の新幹線だと「アンビシャス・ジャパン」のメロディー。 連休中のせいか、運転間隔が短く、新幹線の東京駅には絶えず列車が出入りしている。
今回も熱海を過ぎた頃から、空が曇り始め、富士山を見る事は出来ませんでした・・・ 京都に着く頃には、雨が降りそうな程の、厚い雲が垂れ込めていました。
正月休みから、約4ヶ月ぶり帰ってきたマンションは、どことなく空気が淀んでおり、蛇口をひねると茶色っぽい水が出てきて、壁の時計も電池が切れて止まっていました。 カレンダーの方は、転勤となった2002年8月のまま・・・ 屋内駐車場に止めてある車には、うっすらと埃が積もっており、タイヤのひとつの空気が完全に抜けており、車体が傾いた様にパレットに乗っていました。
上層階に上ると琵琶湖が見渡せるこのマンションは、私の出身地でもなければ、待っている人も居ない所なので、時が経つにつれ、ここが帰ってくる場所だという事に対して、違和感が大きくなっている様な気がする。
このマンションから望む琵琶湖は、うっすらと霞んでおり、低く垂れこめた雲のせいで、見渡せる景色は色彩が無く広がっていました。
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