YOHのしゅうまつ日記
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2004/08/31(火) 遅延・運休!職場への長い道程
 台風一過・・・
 といっても、東京地方は直撃しなかったものの、夜中に結構風の音がしていた。
 昨夜メッセをしていた神戸の友人は、風でマンションの部屋が揺れていると言っていた。
 友人は、明石海峡を望む高層マンションの14階に住んでいる。
 アルミサッシの窓からも隙間風が入ってきて、過去にこんな事は無かった程の強風だそうだ。

 出勤の為、朝玄関を開けると、湿気を含んだナマ温い空気が纏わりついて来る。
 雨は降っていないが、とにかく風が強い。

 公園の小川の水面が、風で波立っている。

 地下鉄東西線は、風の為に快速の運転取り止めで、地上部分は60km/hの速度制限で、ゆっくりと走っていく。
 この路線は数年前に、強風のが原因で荒川の橋の上で電車が脱線・横転する事故があったそうだ。

 西船橋で京葉線へ乗り換えるのだが、こちらは風の為全面運休中・・・
 仕方が無いので、総武線で幕張本郷へ行き、そこからバスで海浜幕張へ行くルートを選択する。

 総武線のりばへ行くと、架線に風で飛ばされたビニールが巻き付き、除去作業の為列車は大幅に遅れいてるとのアナウンス。
 到着した列車は、京葉線を迂回する乗客で当然の事ながら混雑している。
 
 しかし、本当の混雑はココでは無かったのでした・・・

 列車が幕張本郷へ着いてドアが開いても、ホームに人が多く居過ぎて、ホームへ降りられない状態になっていました。
 混雑は階段の上の方へと続いており、あまりに人が集中し過ぎて、数基しかない改札が駅で降りる人を捌ききれなくてホームまで人が溢れていたのだった。
 その為、なかなかホームへ人を下ろす事が出来ずに、列車は発車出来ず遅れはどんどん大きくなっていっていく。

 なんとか改札を抜けると、海浜幕張へのバスを待つ人波が、びっしりと駅のコンコースを埋め尽くしている。
 あまりの人の多さと、その熱気で気分が悪くなる程だ。
 人並みをかき分けてタクシー乗り場へ向かうと、ここも長い行列・・・

 海浜幕張へは2両編成の大型バスがピストン輸送しているが、人が多すぎて乗るまでに1時間以上かかりそうだ・・・
 タクシーも同じ時間だけ待たないと乗れない雰囲気。

 仕方ないので京成電車で幕張まで行き、そこでタクシーに乗る事にする。

 幕張駅のタクシー乗り場でも、幕張本郷程では無いが、長いタクシー待ちの行列が出来ていた。
 ただ、ここのタクシーの数は、幕張本郷に比べて少ないので、列に並んでタクシーを待つという選択肢は消えた。
 残るは、ここから歩くか幕張本郷へ戻ってバスを待つかだ・・・
 そして、その時・・・
 雲が晴れて日が射し始め、周りの温度が一気に高くなる。

 歩いてられないと思い、JRで幕張本郷へ戻る。

 幕張本郷へ着くと、事態は更に悪化しており、駅員も諦めて自動改札機の電源を落して改札を解放していました。
 しかしバス乗り場からの人込みで、改札を容易に抜ける事が出来ない程の混雑になっており、駅の外に出るのもままならない状態になっていました。

 そこで次のバス停まで歩き、そこから強引にバスに乗り込む事を思いついて、諦めて歩く人並みに混じって歩き始める。

 目の前を定員一杯のタクシーが走っていく。表示は空車のまま・・・
 1人幾らで金をとって、乗合で走って、料金は全て自分の懐にという、運転手の違法な小遣い稼ぎだ!・・・雲助めが。

 次のバス停に着くと、同じく途中からバスに乗り込もうと事を考えていた人が列をつくっていました(笑
 そしてバスはやって来るものの、超満員のバスに乗り込めるのは運が良くて1人か2人・・・暫く待ってみたが埒があかないので、歩く人波とは別に京葉道路沿いを海浜幕張に向けて歩きだす。

 運がよいと(真面目な)タクシーが拾えるかもしれない・・・

 結局タクシーの姿は見る事が無く、職場まで炎天下のなか歩いてしまいました。

 京葉道路を歩いていると、途中子供が何かを拾っていました。
 足許をよく見ると、歩道の上にドングリが落ちていました。
 街路樹から落ちたものらしく、辺りを見回すとあちらこちらに落ちている。

 懐かしくなり、私も拾ってみる。
 少年時代遊んでいた六甲山系にもクヌギの木が植えられており、夏の終わりから秋にかけてドングリが落ちていた。

 ドングリを拾うのは十数年ぶりかもしれない・・・
 日差しの強さが、歩き始めた頃より和らいだ気がした。

 誰かは知らないけど、街路樹にドングリが実る木を選んだ京葉道路の責任者のことが、少しばかり好きになった。

 職場には1時間以上の遅刻でした。
 喉を潤すために買ったカルピス・ウォーターが旨い!
 缶2本を一気に飲み干してしまいました・・・
 今も昔も、夏はカルピス・・・成長してないなぁ
 


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