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2005/01/29(土)
故郷の味
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明日はA嬢の撮影予定。 前回撮った写真をプレゼントする為に、木場の写真屋へ出かける。
同じ写真でも、プリントする店によって綺麗さが全然違ってくる。 私が利用した店で最悪だったのが新宿のヨドバシ、次に悪いのが錦糸町のヨドバシ。 幕張のキムラはまずまずで、木場のコイデカメラが一番綺麗な仕上がりだった。 プリントが終わるまでの1時間で、食料品売り場で買い物をする。 ウーロン茶の2Lペットボトルをまとめ買いするのが目的だったのだが、生鮮食品売り場でエノキダケが安売りしていたので、ついつい買ってしまう。
ソテーにしたら美味そうだ・・・と思っていると他のキノコにも目がいってしまう。 結局エノキダケだけでなく、シイタケ、シメジ、マイタケまで買ってしまい、キノコ汁を作る事にする。 普通の味噌仕立てだと面白くないので、酒粕を使って粕汁にする事にする。
神戸に住んでいた頃は、冬場の粕汁はホピュラーな食べ物だが、関東では粕汁の存在すら知らない人が多い。 なので酒粕の売り場が判らず、店員に聞いてようやく発見。 需要が無いのか目立たない所に少しだけ並んでいました。 製造元を見ると兵庫県だった・・・酒どころの灘の酒屋から原料を仕入れている様だ。 「日本盛」をつくった時の酒粕だそうだ・・・私の故郷神戸が産地だ。
帰宅してキノコ粕汁をつくる。 本来の粕汁は、豚肉細切れに、短冊状の大根・人参・あげ・こんにゃくを入れるのだが、今回は肉以外は全てキノコを入れる。
かつを出汁と塩で味を整えて、懐かしの粕汁の出来上がり。 3人前の量を作ったのだが、懐かしさも手伝って結局全部食べてしまった。 寒い冬に身体が芯から温まる。
・・・少しだけ望郷。
<今日の写真> ベランダから見上げた空・江東区
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