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2005/10/10(月)
いにしえの 真野の榛原
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いにしえの 真野の榛原 袖に染む 香りを求め♪
この歌は、私の母校の工業高校の校歌。
今日は、サンバなどを撮りに「こうべ波止場まつり」に行き、ステージプログラムに我が母校のダンス部の名前を見つけた。
20年前の私の母校は男臭い工業高校、間違えてもダンス部なんて存在するというイメージではなかったのだが・・・ よく見ると、近くの共学高校のダンス部との合同チームのようだ。
ダンス部のステージの前で、突然の土砂降りの雨でプログラムは中断。 時が経っても雨は止まず、このまま中止になってもおかしくない状態だった。 話によると、我が母校のダンス部はこのステージが初舞台だそうだ。 そして、今年いっぱいで学校が統合されるので「神戸工業高校」のダンス部は消滅するそうだ。
今期限りで我が母校が消滅する事を、私も今日初めて知った。 ダンス部の最初で最後の舞台が幻になろうとしていた・・・ お人好しでおせっかいで有名な神戸サンバチームの西内の大将も、最初で最後の舞台を中止にさせまいと天に祈っていた。
・・・そして、皆の祈りが通じたのか、中止の判断の時刻ギリギリに雨の勢いが収まっていった。
モノ造りの国を目指さなくなり、技術離れが加速しているこの国ではもう、工業高校は必要でなくなっているのだろうか・・・ 哀しいとともに、少しだけ憂国。
校歌の2番と3番の終わりの歌詞は、それぞれ次の言葉になっている。
国おこす 技を修めん
大いなる 国うちたてん
また、ひとつの時代の終わりを感じた。 少し不自由だったけど、皆が希望に満ちた未来を夢見る事が出来た時代。
夕方、関東の友人さんと京都で落ち合い、石山へ近江牛の焼肉を食べに行く。 一族が牧場もやっている店だから、いい肉が手軽な値段で食べられて満足。 限界まで喰った喰った・・・
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