|
2005/06/28(火)
夜明けの駅で
|
|
|
夜行列車に乗った。 23:43東京発大垣行き快速「ムーンライトながら」だ。 スキー列車の「シュプール」号を除いたら、久しぶりの夜汽車の旅だ。 この前に乗ったのは数年前の大垣行き夜行だが、ムーンライトではなくて臨時救済列車の方で、背もたれが直角の4人掛けボックスシートに他人同士が4人で座るというハードなものだったが、ムーンライトはJR東海の特急型車両で、リクライニングの2人掛けのうえ足載せまで付いている豪華さだった。
途中の行程を書くと長くなるので、いづれ別ページで書くとして、夜汽車に乗った時の一番の楽しみは朝を迎える時だ。
窓の外の漆黒の闇が、やがて空と地面の境界が微かに判別できる様になり、次第に物の形が判る様になっていく。 でも、色は白と黒を除くと青だけで構成されており、ひどく現実離れした様に感じる。
やがて空が明るくなってくると、青、藍、水色、紫と言葉では表現出来ない色に空が染まって行く。
その車窓の移り変わりを、レールの音を聞きながら眺めるのが好きだ。
今回のムーンライトながらは、夜明けの時間帯は豊橋駅での長時間停車の間に迎えたが、ホームに下りて朝の空気を実感するのも良いものだった。
終点大垣から播州赤穂行きの普通に乗り換える。 電車はクリーム色に茶色の帯の外観で2人掛けの座席(普通車なのでリクライニングしない)のJR西日本の標準的な車両が来ていた。 大垣はまだまだ名古屋文化圏だが、これに乗ると関西へと帰ってきたと言う気分になる。
<一日一撮> ムーンライトとサンライズ・浜松駅 浜松駅での30分停車の間に、上りのサンライズ・エキスプレスとすれ違いました。
|
|
|
|