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2005/06/04(土)
セクサロイドは電気うなぎの夢をみるか
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お昼過ぎ、薄日の射す天気だったので、一週間分の洗濯をする。
そのあと、使っていないPCの周辺機器などを秋葉原のパーツ屋に売りに行った。 パーツを売った金で、石丸に行き普段買わないDVDを購入。 テレビアニメのルパン三世の4巻と5巻、それとイノセンスという映画。 ルパンは一番最初のシリーズのもので、1973年放送だから30年以上昔のものだ。 これでファーストシリーズのDVDを揃える事が出来た。 ファーストシリーズは昭和のかおりが強く感じられ、毒々しかったりドロドロしたものも残っている。
石丸を出たのは4時過ぎにも関わらず、外は真っ暗で日没後の様な暗さだった。 確実に雨が降ることを感じたので、寄り道をせずに秋葉原駅のバス停へ向かう事にする。 駅に着くと、ぽつりぽつりと雨が降りはじめた。
暗い空と街の電飾 行き交う人波に降る雨・・・ 昔観たブレードランナーというSF映画の未来の光景とオーバーラップする。 ただ、目の前の風景はビルの壁面に巨大な美少女アニメのイラストが描かれており、ある種最悪な未来世界が広がっている(笑
そんな事を考えながらバスに乗ったとたんに土砂降りの雨が降り始めた。 街を歩いていた人達が、一斉に屋根のある所へ駆け込んでいく。 一応途中で傘は買っていたものの、今日は運がよいのかもしれない。
そのバスでの出来事・・・ 途中のバス停で年寄りが乗って来たので、席を立って笑顔でどうぞと言う風に手で座席を示したら、20歳後半から30前半の女性が、今立った席に座っていた(私が立ってから2秒と経っていな早業)。 「あなたの為に席を譲ったのではない」と伝えると謝りもしないで不機嫌そうに席を立っていたが、逆に席を譲った年寄りの方が恐縮していた。
どうも自分さえ良ければ、まわりの人間はどうでもよい!という人間が多く感じる・・・ それも若い連中ではなくて、子供の親の年代に多く感じる。 私の写真の個人モデルになってくれる10代後半から20代前半の年代のコ達は「最近の若い者達は・・・」と嘆くような経験はない。 みんなしっかりとしたお嬢さんばかりだ・・・ 嘆きたくなるのが多いのは50代位の年寄りと一部30代位の年代。
マナーやエチケットは「しつけ」から来ているものなので、一部のダメ50代がダメ30代をつくってしまったのだろうか。 そうすると、今10歳くらいの年代もしつけがなっていないダメな奴が多いのだろうか・・・ 10年後、そいつらが社会に出はじめる。 そいつらを育てた年代が、社会の重要なポストにつきはじめる。
明るく希望に満ちた未来! それは昭和の時代がみた夢だったのかも・・・ 少なくとも秋葉原の街は、ブレードランナー(原題:アンドロイドは電気羊の夢をみるか)が描く暗く陰鬱な未来より、ヤな未来になっているし・・・(爆! ああ、洗濯物が乾かない
<一日一撮> 暗く陰鬱なヲタクの街・秋葉原
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