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2005/06/07(火)
足もとの不安定
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朝の通勤電車で、先頭車両の一番前に乗った。 錦糸町駅のホームの蕎麦屋はホームの端にあるので、朝食に蕎麦を食べると先頭に乗る事が多くなる。
総武快速線はシールド工法のトンネルで、馬喰町駅へ向かって地下深くへと潜っていく。
先頭の窓から前を見ていると、所々トンネルの天井から水が落ちている場所がある。 ポタリポタリというレベルではなく、結構な水量が落ちている。 地下水脈を線路が横切っている場所みたいだ。
東京駅の地下ホームでも水が流れる音が聞える。 話によると東京駅の地下ホームは、地下水脈の中にあるらしい。
なので、そのままにしておくと水脈の中の建物が浮き上がろうとするので、それを防ぐために何本も杭を地下深くへ打ち込んで、その杭に駅を繋いでいるのだそうだ。
上野駅も同じく、地下水が駅を浮かび上がらそうとするらしいので、浮かない様に重りの鉄板をホームに何枚も埋め込んでいるそうだ。
東京という街は、関東ローム層の火山灰の砂の上に浮かんでいるだけでなく、地下水脈の上にも浮かんでいるらしい。 考え方を変えると、地面は液体に近い状態にあるのかもしれない。
私の住んでいる江東区も地面は柔らかいみたいで、前の道をトラックが走ると、震度1程度の揺れが感じられる(時々家具や引き戸がギシギシ軋んだりするし・・・)。
<一日一撮> 大深度地下トンネル・総武快速線、新日本橋駅 ホームの端は内装もほとんど無くて少し不気味。
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