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2006/01/06(金)
クレイジータクシー
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今日は朝から、今年初めの自動車教習所。 6時間連続の救命救急講習と、その後シミュレーター教習がある。 二種免許は客扱いをするせいか、救命救急の実習が義務付けられているようだ。 事故や災害時も運転手は乗客の安全と生命を守る使命がある。
ダミーを使って人工呼吸と心臓マッサージの実習を行う。 実習室の床にはダミー人形が5体置いてあり、その上から足を出した状態で頭まで毛布が掛けられているので、災害時の臨時死体安置所の様にも見える・・・ 緊急蘇生の実習が終わり試験があった。 一連の手順を間違いなく正しい方法で出来ると合格で、不合格なら出来るまで再試験というものだ。 一発合格だったが、一年後・二年後まで正しく覚えているかは疑がわしいが・・・
シミュレーターでは運転者に時間的ストレスをかけて、信号無視以外の交通法規を無視して、いかに目的地へ早く着くかというもの。 無理な運転による危険を体験させるのが教習の趣旨。 設定はバスではなくタクシー。 もう1400万円の機械を使って、私の好きなドライブゲームをする様なもので、悪の限りを尽くす事が出来る。
一度目の走行では絶えず襲ってくる潜在危険を回避して無事故で終了。 教官との間に気まずい空気が流れる・・・ 一般道を爆走するゲーム「スリルドライブ」で運転モラル満点で走る私にすればチョロイものだった。
コースを変えて2度目の走行を行う。 難易度を上げたみたいで、やたらと対向車が飛び込んで来るは、他車が飛び出して来るはで無法地帯の街を客を乗せて走らせる。 この客、急げ急げと言うは交差点の直前で曲がれと言うわで結構嫌な奴。 でも、ついついゲーム感覚で爆走を楽しんでしまう。 何か事故を起こさなくてはいけないのかと思い、先の見えない濃霧の山道をアクセル全開で走らせる。 ここは道の真ん中に停車車両が出てくるのかなぁ・・・と思いながら走っていると落下物に衝突する事が出来て、無事事故を起こす事が出来た(笑
走行後、視点を変えてリプレイを行う。 教官の言葉が極端に少ない・・・ 事故場面のリプレイも「濃霧等で視界が悪い時は速度を落とさないと危険に対応できない」という定番のコメントも無くスルーされてしまった。 気を遣って事故を起こしたのを見抜かれてしまったかなぁ・・・
<一日一撮> 救命救急用ダミー ・ 月の輪自動車教習所にて ・・・死体安置所と違うよ
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